おしゃれのプロも夢中にさせる「深津絵里ファッション」の秘密 | FRIDAYデジタル

おしゃれのプロも夢中にさせる「深津絵里ファッション」の秘密

ファッションライターが太鼓判!

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話題の『カムカム』衣装から、私服、ドレスアップ姿まで!

“ふかっちゃん”13年ぶりの連続ドラマ出演に、思わず狂喜乱舞した人も多いはず。ドラマのメインビジュアルは、あのシャーベットカラーのワンピースとレザーシューズ。靴下はもちろんボルドー!(番組公式HPより)
“ふかっちゃん”13年ぶりの連続ドラマ出演に、思わず狂喜乱舞した人も多いはず。ドラマのメインビジュアルは、あのシャーベットカラーのワンピースとレザーシューズ。靴下はもちろんボルドー!(番組公式HPより)

まさか私のような者が、類まれなる魅力と実力を兼ね備えた大人気女優・深津絵里さんについて記事を書く日が来るとは。これも朝ドラ『カムカムエヴリバディ』大ヒットのおかげです。NHKよ、ありがとう!

観るものを惹きつけてやまない、深津さんの素晴らしい演技については置いといて、今回は彼女のおしゃれにもほどがある、ファッションについて語ります。いちファンとして愛を込めて“ふかっちゃん”と呼ばせていただきますことをお許しください。

誰もが認める高感度なファッションセンスの秘密とは?

2006年に2人のデート現場を報じた本誌の写真。15年以上前なのに、今見ても新鮮なコーディネート(撮影:島 颯太)
2006年に2人のデート現場を報じた本誌の写真。15年以上前なのに、今見ても新鮮なコーディネート(撮影:島 颯太)

さて、なぜそこまで“ふかっちゃん”のファッションにこだわるのか? そのワケは近頃ニュースなどでも話題になった、彼女の長年のパートナー白山春久さんにあります。白山さんといえば超有名なベテラン敏腕スタイリスト。同業者をはじめ、ファッション誌の編集者やライター、プレスやモデル、ヘア&メイクなど、実は業界内には数多くの白山ファンが存在します(もちろん私もその1人)。

“ふかっちゃん”がドラマや映画、雑誌などに出演する際は、当然、彼がスタイリングを担当するので、「深津さんのスケジュールを押さえたいなら、まずは白山さんに当たるべし」というのが暗黙のルールになっているとか。つまり公の“ふかっちゃん”ファッションは、白山春久さんによるもの。お互いに支え合い、高め合うベストパートナーという2人の関係性も素敵すぎます。

大人の女性らしさ×少女性の見事なる調和

第27回東京国際映画祭(2014)より(写真:アフロ)
第27回東京国際映画祭(2014)より(写真:アフロ)
第68回カンヌ国際映画祭(2015)より(写真:アフロ)
第68回カンヌ国際映画祭(2015)より(写真:アフロ)
第68回カンヌ国際映画祭(2015)より(写真:アフロ)
第68回カンヌ国際映画祭(2015)より(写真:アフロ)

2014年〜2015年に行われた映画祭でのドレスアップ姿。白山さんのミューズでもある“ふかっちゃん”の透明感あふれる可憐な美しさと、おしゃれな装いにほれぼれ。なかでも特筆すべきはネイビーのミニドレスの着こなし。マットな黒のハイヒールに、透け感のあるソックスだなんて! 大人の女性らしさ×少女性の見事なる調和に腰が砕けそうです。これぞ白山イズム!!

彼が発信するスタイリングの魅力をあえて言葉で表現するなら、とにかく可愛くて上品でチャーミング。奇をてらわずリアルでありながら、いつもとびきり新鮮で、小さな驚きを見せてくれる。いい歳をした大人にでさえ、心の底から「今すぐマネしたい!」と思わせる着こなしのヒントが詰まっていて、おしゃれの楽しさを再確認させてくれるとでもいうのでしょうか。もうね、ホントにワクワクが止まらないんですよ。控えめにいっても、もはや神レベルのセンスの持ち主だと思います。

白山さんのファッションへの強すぎる(と評判の)こだわりを、真摯に受け止め、クールに着こなして見せる“ふかっちゃん”の姿を、私たちファンは憧れと尊敬の念を込めて見守っています。彼女が出ている雑誌があれば、写真と衣装クレジット、着こなしのディテールを細かくチェックするし、彼が手がける“るいちゃん”の衣装見たさに『カムカム』を見始めたのも事実。さらに「最近のマイブームはボルドーの靴下」という人が、私の周りには何人もいます。

彼の影響を感じずにはいられない“ふかっちゃん”の私服をご覧あれ

2006年のデートの別カット。ここにちらりと映るかご(?)、これは間違いなくエバゴス。エバゴスといえば、それまで夏限定だったかごバッグを、シーズンレスで使えるスーパーおしゃれアイテムへと昇格させた、ファショニスタ御用達ジャパンブランド(撮影:島颯太)
2006年のデートの別カット。ここにちらりと映るかご(?)、これは間違いなくエバゴス。エバゴスといえば、それまで夏限定だったかごバッグを、シーズンレスで使えるスーパーおしゃれアイテムへと昇格させた、ファショニスタ御用達ジャパンブランド(撮影:島颯太)
こちらは本誌のスクープから10年が経過した、2016年3月。この日の装いはグレーのニットに黒のミニスカートとタイツ、靴は黒×白コンビのヒールローファー(撮影:原一平)
こちらは本誌のスクープから10年が経過した、2016年3月。この日の装いはグレーのニットに黒のミニスカートとタイツ、靴は黒×白コンビのヒールローファー(撮影:原一平)

上の写真では、アウトドアブランドのアウターを羽織っている点にご注目を。今でこそ、こういうミックスコーデはかなりポピュラーだけれど、これ、5年も前の写真ですからね。

身長156㎝とやや小柄な“ふかっちゃん”は、自分に似合うものをよく知っている人だと聞きます。これほどまでに知名度がありながら、長く連続ドラマに出演していなかったことから、仕事をきちんと選んで真剣に取り組む真面目さや賢さ、審美眼のようなものが感じ取れます。そんな彼女が全幅の信頼を寄せるパートナーが最高のスタイリストって、本当にすごいことだと思いませんか? 

『カムカム』で母になった“るいちゃん”のジーンズルックも最高にキュートで、物語の展開からもますます目が離せなくなってきました。まだまだ書きたいことはあるけれど、ウザがられそうなので、このくらいにしておきます。“ふかっちゃん”と白山さん、おふたりの素敵な関係がこれからも長く続き、私たちを楽しませてくれることを心から願いつつ。

  • SK

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