1年8ヵ月ぶり復帰報道の渡部建が語っていた「意外な本音」
「僕が戻りたくてもねぇ……周りの皆さんがどう思うかですから」
本誌記者が芸能活動復帰について尋ねると、渦中の男性は力なくそう答えて肩を落としていたーー。
20年10月、直撃取材に対応したのはお笑いコンビ『アンジャッシュ』渡部建(49)だ。『週刊文春』が「多目的トイレ不倫」を報じたのは同年6月。スキャンダルにより10本のレギュラー番組を含むすべての出演を自粛し、3本のCMも放送中止に追い込まれた。
そんな渡部に、衝撃のニュースが。『報知新聞』や『日刊スポーツ』(2月4日付)などが、千葉テレビのバラエティ番組(2月15日放送予定)に出演すると報道。1年8ヵ月ぶりの復帰となる。
「関東ローカルの『白黒アンジャッシュ』という、渡部が所属するコンビの冠番組だと報じられました。渡部が活動を自粛してからは、相方の児嶋一哉が一人で司会を務めています。活動再開の場としては、最適の番組でしょう」(芸能プロダクション関係者)
「迷惑かけたなと」
自粛中、渡部は何を考えていたのか。前述した20年10月の取材では、意外な本音が語られていた。3匹の愛犬と散歩していた渡部を直撃した、当時の様子を振り返りたい。
――渡部さん、『フライデー』です。芸能界復帰のご予定はありますか。
「いや、まったく。白紙です。何も決まってないです」
――いろいろな方面で活躍されていたから、やりたいこともたまっているのではないでしょうか。
「全然全然。もう、ほんとに何も……」
――ラジオ『ゴールドラッシュ』(編注:毎週金曜に放送していたJ-WAVEの生放送番組。渡部がナビゲーターを務めていた)でラグビーを盛り上げてくれて、ファンは喜んでいましたが。
「いやいや(謙遜するように首を振り)、迷惑かけたなと思ってます」
――新型コロナウイルスでピンチの飲食店も多いですが、美食家の渡部さんとしては応援したい気持ちもあるのでは?
「…………僕が何か言える立場じゃないんで」
帽子からのぞく白髪交じりの髪はボサボサで、謹慎中にさまざまな変化が起こったことがうかがえた。
愛妻・佐々木希を裏切った自身の行為を反省し、またファンを笑顔にしてもらいたい。
- 撮影:島 颯太