M-1王者・錦鯉を待ち受ける「優勝特需後のホントの試練」 | FRIDAYデジタル

M-1王者・錦鯉を待ち受ける「優勝特需後のホントの試練」

朝の生放送に深夜のバラエティ番組に引っ張りダコ 冠番組がスタートしたが、睡眠時間2時間では二人の体調が心配だ

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1月下旬の早朝、『めざましテレビ』の出演を終え、フジテレビ(港区)から人気お笑いコンビ『錦鯉』の長谷川雅紀(まさのり)(50)と渡辺隆(43)が現れた。連日の過密スケジュールからか、表情はやや硬い。冬の向かい風の中、二人は慌ただしくタクシーに乗り込むと、次の仕事先へと向かった。

衣装のまま次の現場へ向かう。渡辺は見送りに来た番組スタッフに深くお辞儀をした後、タクシーに乗り込んだ
衣装のまま次の現場へ向かう。渡辺は見送りに来た番組スタッフに深くお辞儀をした後、タクシーに乗り込んだ

昨年末の『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)にて歴代最高齢での優勝をつかみ取った『錦鯉』。長い下積み時代の苦労が実り、中年二人が漫才王者へ。彼らの勝利は、視聴者の涙を誘った。

例年『M-1』優勝者は〝優勝特需〟で1年間は超多忙。日々の睡眠時間は約2時間だとか。けっして若くない二人の体調を心配する芸人仲間の声も少なくない。

しかし、彼らにとっては今が正念場だ。

「徐々に人気は高まっていましたが、拍車がかかったようです。朝の生放送から深夜のバラエティ番組まで引っ張りダコ。打ち合わせや移動も含めるとかなりの労力です」(お笑い評論家・ラリー遠田氏)

この生活に燃え尽き、テレビから姿を消すものもいる。”王者”に訪れる試練だ。

「バラエティ番組での活躍が彼らの今後を左右します。正統派の漫才師と比べるとイロモノ扱いされがちですが、長谷川はキャラクターの引き出しが多く、渡辺もトーク力やその場の”回し”に定評がある。『バナナマン』のような安定したMCもできるはず。遅咲きだからこそ、歴代王者よりスピーディーにバラエティでも活躍できるはずです」(放送作家)

先月には初の冠番組『錦鯉の泳いでいくゼ!』(ABC)の放送も開始。”おじさん”二人の快進撃は始まったばかりだ。

少しお疲れの様子。この日は風が強く、楽屋から出てきた長谷川のネクタイは、終始、風にあおられていた
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本誌未掲載カット 錦鯉「絶好調!『M-1』王者を待ち受ける優勝特需後の試練」
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  • PHOTO近藤裕介

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