ヒカル激怒の「芸人探し」に名乗り出た平子・東ブクロの魂胆
「これね…俺ですわ」
先日、人気ユーチューバーのヒカルが、自身のYouTubeチャンネルで『苦楽を共にした初期メンでビッグマック大食いしたら喜怒哀楽全部出たww』という動画を投稿。そこで、ある中堅芸人Aに対しブチ切れたことを本サイトでも報じた。
「動画によれば、ヒカルさんは以前に知人が連れてきたAと会食をすることになった。その際Aは『結局ユーチューバーなんて、芸能人の真似事の落ちこぼれ』『テレビ界にはダウンタウンさんがいる。あんなレジェンド、ユーチューブにいないでしょ』などと、面と向かってユーチューバーをこき下ろしたとか。ヒカルさんはAの名前は明かしませんでしたが、数々の条件を明かし、ブチ切れていましたね」(スポーツ紙記者)
ヒカルによればAは、アラフォーで中途半端に売れている。ダウンタウンと絡んでいるところを見たことはないし、M-1グランプリなどでは見たことはなく、レギュラー番組は少しだけと説明。
さらに、Aがこの先、芸能界で生き残れるかどうかわからない。面白いと思ったことはないが、うまいことを言う、などと特徴をいくつか挙げていた。
ネット上などでは、そのAが誰なのかという“犯人捜し”が盛り上がっていた。そんな中、ついにある芸人が名乗りを上げたのだ――。
「お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希です。このニュースが世間を駆け巡ったころ、複数の知人から『平子さん、ヒカルと飯食った?』と連絡があったことを、ラジオ番組で明かしていましたね」(ワイドショー関係者)
その全容を平子は8日放送の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』(TBSラジオ)で明かした。
平子はこの“ヒカル激怒騒動”を知らなかったというが、複数の知人が芸人Aの特徴を見て、“平子に違いない”と思って本人に電話してきたという。そして平子はネットニュースで一つ一つ条件を見ていくと“9割方、当てはまっている”と自覚したようだ。
中でも“面白くはないがうまいことを言う”という条件で爆笑したうえで、
「これね…俺ですわ。俺じゃないとおかしいくらい当てはまっている」
「なんかで飲んでたときにヒカルさんがいたのかな、って考えちゃうくらい」
「マルチバース(多元宇宙論)の俺の可能性がある」
と話していた。
「平子さんは全く身に覚えはないらしいのですが、当てはまりすぎるので“自分だ”ということにして名乗り出た。平子さんは『平子お買い物クラブ』という登録者数2万人程度のユーチューブチャンネルをやっているのですが、登録者数“469万人”のヒカルさんにコラボを持ちかけてみようかと、冗談交じりに話していました」(前出・ワイドショー関係者)
結局は平子もこの騒動を話のタネにしたという形。当然、話題になればなるほどオイシイだろう。同じ狙いか、人気コンビ『さらば青春の光』の東ブクロも「自分だ」と名乗り出て、謝罪動画を公開した。いわば、ヒカルの怒りに乗っかる形で笑いを産む「大喜利状態」だ。
さて、一体ヒカルを激怒させたAとは誰なのか。ヒカルが望んだAとの直接対決に、世間の期待値が上がっていくばかりだ――。
- PHOTO:濱﨑 慎治