隠れファンがワサワサ出現し…試合の裏で起きた「羽生狂騒曲」 | FRIDAYデジタル

隠れファンがワサワサ出現し…試合の裏で起きた「羽生狂騒曲」

報じるほうも、取り締まるほうも、どちらも「羽生ファン」

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五輪スタッフたちも、少しでも羽生が見たくて身を乗り出していた

フィギュアスケート男子シングルのフリーがいよいよ始まる。五輪で初めて首位以外でフリーを迎える羽生結弦(27)がどんな演技をみせるのか。世界中の注目が集まっている。

2月8日のショートプログラムは、大きな「衝撃」を与えた。しかしその背後では、「羽生狂騒曲」とも呼べる騒動が起きていたのだ。

2月6日に北京入りした羽生。翌7日には競技会場となる首都体育館のサブリンクで初練習を行った。スポーツ紙記者が話す。

「その少し前から『7日に羽生選手が初練習を行う。そのあとに囲み取材にも応じるらしい』という情報が流れていました。当然、日本をはじめとする多くの報道陣が、練習の取材に殺到しました」

当日、首都体育館のメインリンクではフィギュア団体の競技が行われていた。「りくりゅうペア」こと三浦璃来(20)と木原龍一(29)のペアや坂本花織(21)が、初のメダルを目指して熱戦を繰り広げていた。

「日本の報道陣の多くが、団体に出場していた、りくりゅうペアや坂本の競技が終わってからサブリンクに向かおうとしたのです。メインリンクとサブリンクは同じ敷地内にあり、歩けば2~3分で到着します。しかし、現在北京五輪では感染対策のために、競技会場間の移動は専用バスなどに限定しています。このわずか数分の距離でも、バスに乗らなくてはいけない。そこで大渋滞が起きたのです」(同前)

メインリンクとサブリンクの移動に使われるバス。9人しか乗れないため大渋滞に

そのバスは「トゥクトゥク」のような、9人乗りの小型のものだった。そのため、バスの乗車場前には報道陣の長蛇の列ができた。

「その大渋滞を見越して、練習の4時間近く前からサブリンクに入っていたメディアもいました。それで、練習の開始前に会場側から『入場規制』がかけられてしまったのです。坂本らの取材を終えてから向かった報道陣の多くがサブリンクに入れず、スタッフらと押し問答を繰り返していました」(同前)

さらに中でもひと悶着あった。入場規制をしたとはいえ、小さなサブリンクには100名近くの報道陣がつめかけた。結果、取材スペースは人でごった返していた。全国紙記者が語る。

「取材スペースはかなり『密』な状態になっていましたね。これでは感染対策をした意味がないのではと思いました。さらに、取材にきた海外メディアの女性クルーのなかには、ほとんど『単なる羽生ファン』のような人も紛れていました。

記者の取材スペースは撮影禁止エリアにもかかわらず、彼女たちは羽生選手が登場すると、スマホで動画などを撮影しようとする。そのため、現場のスタッフが何度も制止するという事態が起きていました」

しかし、サブリンクの熱気は一向に収まらなかった。それもそのはず、「取り締まる側」にも羽生ファンがいたからだ。

「現場の中国人女性スタッフのなかにも相当数の『隠れ羽生ファン』がいたようで、彼女たちも羽生選手の姿が見えるたびにキャーキャー言いあっていました。メディアを押しのけて見やすいポジションを陣取っている女性スタッフまでいました。そこは撮影禁止なので、さすがに彼女たちもスマホを構えるようなことはしませんでしたが、翌8日のSP前の本番リンクでの羽生選手の練習の際は、その様子をこっそり撮影している中国人女性スタッフもいました」(同前)

フリーの結果次第では、さらなる狂騒曲が巻き起こる可能性がある。

  • 撮影日本雑誌協会(羽生)

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