副反応に記者は悶絶!それでも医師が訴える「ワクチン3回目効果」 | FRIDAYデジタル

副反応に記者は悶絶!それでも医師が訴える「ワクチン3回目効果」

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明け方には体温が39度近くまで上がった

カチカチカチカチ……。

明け方ようやくウトウトしていると、妙な音で目がさめた。何の音だろう。朦朧とした意識で頭を動かすと、発信源はスグにわかった。悪寒で自分の歯が上下に震え、間断なく音を出していたのだーー。

40代の本誌記者が、妻に「オミクロン株が流行しているんだからサッサと打とうよ」と急かされ、3回目のワクチン接種をしたのは2月8日の午前中。自宅のある東京・文京区が指定した、近所の区民センターに向かった。

ちなみに記者は普段いたって健康で、基礎疾患はナシ。酒は毎日飲むが、タバコは吸わない。今回接種するワクチンは、モデルナ社製だ。過去2回はファイザー社製で、いわゆる「交互接種」となる。接種前に、カーテンで仕切られた個別ブースで医師がちょっと恐いことを言う。

「モデルナ社製の交互接種で3回目となると、ある程度の副反応は覚悟してください。半分ぐらいの人に、38度以上の発熱や悪寒などの症状がみられますから」

渡された厚生労働省の資料にも、モデルナ社製は2回目でも8割の人に全身倦怠感、6割の人に頭痛が起きると……。ビビる。

体温があっという間に38度を突破

渡された厚生労働省の資料

接種自体は、1~2分で終わった。ワクチンの注射を打った後は、アナフィラキシー(アレルギー反応)などの対応のため15分間会場内で安静に。午後はリモートで仕事をし、その日は何事もなく終わりそうだと安心していたがーー。

うん? ちょっとおかしいぞ。そう感じたのは夕食後の、夜9時過ぎだ。風邪をひく前のような、イヤなダルさを感じる。体温を測ると36.8度。35度台が平熱の記者にとっては、決して「大丈夫」と思える数字ではない。

「大ごとになる前に寝たら」

妻にうながされ、布団の中へ。それからは、アッという間だった。体温はグングン上がり38度を突破。激しい頭痛、悪寒、倦怠感で身体の震えが止まらない。大量の汗をかき、2時間もすれば下着もパジャマもグッショリ。一晩で4回も着替えをせざるをえなかった。

「大丈夫?」

心配そうな妻の問いにも、首を横に振るのが精一杯。布団を二重にかけるが寒さで眠れず、明け方這うようにしてトイレへ。体温は38.8度になっていたーー。

結局、接種翌日まで丸1日、高熱と強烈な倦怠感にさいなまれウンウンうなされる事態に。2回目接種後も副反応はあったが、熱は数時間で収まっている。今回は、ほとほとマイッた。ちなみに、同じく交互接種で3回目を打った妻はケロリ。なんだか悔しい。

厚生労働省のパンフレットには副反応が出た場合の対応も明記されていた

人によって副反応に大きな差があることはわかったが、高熱や悪寒に苦しめられるのは、誰だってイヤだろう。岸田文雄首相は推奨するが、3回目のワクチン接種率が11%ほど(2月16日現在、官邸ホームページより)にとどまっているのもうなずける。

「それでも3回目を受けるべきです」と解説するのは、感染症学が専門の長崎大学医学部・森内浩幸教授だ。

「確かに、ツラい副反応が出るケースはあるでしょう。しかし3回目の接種で考えられるリスクより、得られるメリットのほうが圧倒的に大きい。特に高齢者や疾患のある方への効果は、絶大です。

2回目の接種を受けても、時間とともに中和抗体は減ってしまいます。一説には、接種後の抗体の有効期限は8ヵ月といわれますが、私は3ヵ月ほどだと考えています。新型コロナの発症防止率は、何もしなければ20%を切ってしまう。しかし3回目を受ければ、ファイザー社製なら60〜70%、モデルナ社製なら80%は発症を防げるんです。重症化を避けられる確率は、両社製とも90%を超えるでしょう。

副反応をイヤがる10代、20代の若者なら、3回目のワクチンを受けなくても良いかもしれません。重症化のリスクが少ないですからね。重症化の危険性の高い高齢者や疾患のある方は、そうは言っていられない。スグにでも接種すべきです」

確かに副反応はツラい。しかし得られる効果は、ずっと大きいのだ。記者も接種後3日目以降は、副反応がウソのように元気に。抗体は、2回目からグンと増えただろう。いっときの苦難を乗り越えたことで、気持ちに余裕が持てたことは間違いない。

接種後15分ほどは安静にしていないといけない

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