ワリエワ号泣批判に反論!「ロシアの女帝」が薬物疑惑で衝撃肉声 | FRIDAYデジタル

ワリエワ号泣批判に反論!「ロシアの女帝」が薬物疑惑で衝撃肉声

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4位に終わり悲しい表情を見せるワリエワ(右)の横でトゥトベリーゼ氏の目は冷たい(画像:共同通信社)

「自分の教え子に、こんなにも冷たい態度をとれるものなのか。ゾッとした……。彼女を信頼することは、とてもできない」

2月18日の記者会見で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が辛辣に語った。批判の対象となったのは、ロシアオリンピック委員会(ROC)のフィギュアスケート女子選手を指導するエテリ・トゥトベリーゼ氏(47)だ。

女子シングル最終日となった2月17日。ドーピング使用疑惑が浮上している優勝候補のカミラ・ワリエワ(15)は、ミスを連発し4位に終わった。演技直後、失意のワリエワへトゥトベリーゼ氏が示した容赦ない言動は、世界中で物議をかもしている。

「戦うのを放棄したわね。なぜ諦めたの? 説明してちょうだい」

さらに得点発表を待つ「キス&クライ」でも、トゥトベリーゼ氏は横に座ったワリエワに厳しい言葉を投げ続ける。ワリエワはいたたまれなくなったように、手で顔を覆って泣き崩れたーー。

練習場は「工場」、選手は「材料」

「トゥトベリーゼ氏の態度に疑問を感じたのは、バッハ会長だけではないでしょう。98年の長野五輪金メダリストで米国メディア『NBC』の解説者タラ・リピンスキー氏は、『(ワリエワは)まだ15歳。自分たちの都合で彼女を振り回す、周囲の大人たちに怒りを覚える』と激怒。

銅メダルをとった坂本花織も、ワリエワの演技やその後の号泣について、こう語っています。『正直、見ているのがツラかった。どうしたんだろうなぁという感じ』と」(スポーツ紙担当記者)

こうした批判に、ロシア側はスグに反論する。

トゥトベリーゼ氏は、自身のSNSに「バッハ氏の評価に途方にくれている」と表明。妻が元フィギュアスケート金メダリスト(タチアナ・ナフカ)のペスコフ大統領報道官は、記者会見で次のように反発した。

「(トゥトベリーゼ氏への批判に)まったく賛同できない。我々のコーチの指導方法が気に食わないようだが、厳しい教えは選手の成功のカギだ。勝利に絶対、必要な要素だろう」

トゥトベリーゼ氏は、ロシアで「女帝」「氷の女王」と呼ばれる絶対的な指導者だ。門下生には18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワや、同銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワなどそうそうたる選手が。その厳しい指導は、以前から賛否両論あった。

「練習場を『工場』、選手を『材料』と呼び、私生活まで徹底した管理指導をします。化粧の仕方、歩き方、話し方までね。選手には一日12時間のトレーニングを課し、望んだ通りのパフォーマンスができないと『荷物をまとめて故郷に帰りなさい!』と大声で叱り飛ばす。体重は100グラム単位で調整させるんです。

メドベージェワが練習中にジャンプでミスした時は、『失敗するのが好きなの? なら、転倒するのを手伝ってあげるわ』と叱責。指導を受けたザギトワは、平昌五輪後に『燃え尽きた』と語り一時競技から離脱しました」(スケート連盟関係者)

今後焦点となるのが、陽性反応が出たワリエワのドーピング疑惑にトゥトベリーゼ氏が関与していたかどうかだ。前述の会見でバッハ会長は、次のように語っている。

「ドーピングはほとどんどの場合、周囲の関係者が関わっている。選手一人で行われることは、めったにない」

そんな中、ロシアの大衆紙『モスコフスキー・コムソモーレツ』が、トゥトベリーゼ氏の衝撃の肉声を報じた。19年の同紙のインタビューで、WADA(世界反ドーピング機構)が禁止した薬物「メルドニウム」について、こう証言していたというのだ。

〈(『メルドニウム』は)『ビタミン剤』代わりだった。『メルドニウム』が使えなくなる日が来るのは、わかっていたこと。アスリートの疲労回復のためには、『ビタミン剤』が必要。新たな薬物を探さないといけない〉

ワリエワが使用していた疑いのある「トリメタジジン」は、持久力向上など「メルドニウム」と似た効果があるとされる。北京冬季五輪は2月20日に閉幕したが、ロシアの薬物使用疑惑はしばらく解決しそうにない。

  • 写真共同通信社

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