祝・石原さとみ&蒼井優の妊娠!気になる「ママタレ競争」の行方
芸能界は祝福ムードに溢れている。今年に入り、石原さとみ(35)、蒼井優(36)と女優が次々に妊娠を発表したからだ。
「昨年1月に一般男性と婚姻届けを提出したと発表した石原さんには、3代にわたる不思議な縁があります。石原さんのお祖母さんは35歳の時に母親を、母親も同じく35歳の時に長男を生んでいるんです。現在の石原さんも35歳。周囲に『子どもがほしい』と話していたそうで、喜びも大きいと思います」(芸能プロダクション関係者)
蒼井も、妊娠にいたるまでの経緯は長かった。
「19年6月の結婚当時、お相手の『南海キャンディーズ』の山里亮太さん(44)はレギュラー番組10本を抱える超売れっ子。蒼井さんも特番ドラマ『しかたなかったと言うてはいかんのです』(NHK)をはじめドラマ、映画に引っ張りダコでしたからね。当時のスケジュールは、2人ともほとんど真っ黒。結婚直後は多忙を理由に別居していたほどです。
転機となったのが、昨年11月。蒼井さんが、『taft』という芸能プロダクションの社長に就任した時です。本名の『山里優』名義で、写真集や書籍の編集、映画界を活性化させる活動にたずさわると。思えば、この前後から蒼井さんは女優としての仕事をセーブしています。社長就任もその一因だと思いますが、私生活を大事にしたいという意識があったのかもしれません」(同前)
「ママタレ」たちの心境は……
慶事にわく芸能界。一方で、素直に喜べないタレントもいるかもしれない。
「微妙なポジションにいるのが、小倉優子さん(38)や木下優樹菜さん(34)、熊田曜子さん(39)らママタレです。個人的には、石原さんや蒼井さんを大いに祝福しているでしょう。でもママタレという立ち位置を考えると、複雑ですね」(民放キー局社員)
小倉、木下、熊田の3人とも現在トラブルを抱えている。
小倉は18年12月に歯科医と再婚したが、19年12月に夫が家を出ていき2年ほど別居しているといわれる。昨年11月放送のバラエティー番組『100%!アピ~ルちゃん』(TBS系)では、こう苦しい心境を吐露していた。
〈自暴自棄じゃないけど、仕事を出産で休んでもう芸能人として戻れないんだなと…。自分ひとりで3人(の子ども)をどうしようかなと思って〉
木下は19年11月に、姉が勤務していたタピオカドリンク店とトラブルになり、経営者へ恫喝めいたメッセージを送信。店側は損害賠償を求め提訴し、昨年10月に40万円の支払い命令が出ている。熊田はDVを受けた会社経営者の夫と、泥沼の訴訟に発展。男性へ有罪判決が出たのは昨年12月だ。
「タレントが被害者であるケースもあり気の毒ではありますが、ママタレとして印象が悪くなったのは間違いないでしょう。イメージが回復するには、相当な時間がかかると思います。
今回、妊娠を発表したのは、石原さんと蒼井さんという好感度バツグンの大女優の2人。ママになって、さらに活躍の場を広げる可能性が高い。子育てが落ち着けば、テレビ番組やCMへの出演で、今以上に大忙しになるはずです」(前出・プロダクション関係者)
石原と蒼井は、さらに露出が増えそうだ。
- 撮影:足立百合 近藤裕介 西 圭介 西崎進也 原 一平 堀田 咲