現金ゼロでも可能「ポイント投資」で進める超お手軽資産形成術 | FRIDAYデジタル

現金ゼロでも可能「ポイント投資」で進める超お手軽資産形成術

主要6社を徹底研究 買い物で貯まったポイントを元手に気軽にスタート! 現金0円で始められる

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
『日本マクドナルド』会長のサラ・カサノバ氏と『楽天グループ』代表の三木谷浩史氏。’17年よりポイント提携を開始

ポイント投資がにわかにブームになっている。買い物などで貯まったポイントを投資資金として活用する財テクで、利益を現金で受け取ることが可能。元手0円で始められる超お手軽な資産形成術と言えよう。

『KDDI』と『ローソン』はスマホ決済分野で提携しており、『Ponta』は利便性や利用店舗数を急速に伸ばしている

たとえば、買い物などで1ポイント=1円相当が貯まるサービスなら、100ポイントで100円分の金融商品を購入することができる。特筆すべきは投資先の多さ。投資信託は最大2700本以上、株式は4000銘柄以上という充実のラインナップである。たとえ損失を出してしまっても、減るのはポイント。資金を溶かす危険がなく、投資初心者にオススメだ。ポイント投資に詳しい『株式会社ポイ探』代表の菊地崇仁氏が解説する。

「コロナ禍で旅行も外食も控え、お金を使わない傾向にあります。時間も余っている。20~30代が将来を見越してつみたてNISA(少額投資非課税制度)を始めるようになりました。その流れでポイント投資にも注目が集まり、ブームとなっているのです。元手がポイントですから、失敗しても気にならない。この心理的プレッシャーのなさが重要なのです。実際に私もやってみましたが、損はしなかった。『これから本格的な投資を始めてみたい。でもいきなり現金は怖いな』と思っている人にオススメです」

残高を眺めながら「毎月100ポイント以上を貯めているのに使い道がない」「ポイントの端数がいつも余ってしまう」と思ったことはないだろうか?

 

ポイント投資の第一歩は、ライフスタイルに合わせて、ポイントを集めること。消費生活アドバイザーの丸山晴美氏が解説する。

「まずどのサービスのポイントを貯めるのか、戦略を立てる必要があります。投資に必要な最小単位が100ポイントからとなっていた場合、貯めやすいポイントでないと、投資にいきつくまでが大変。自分の生活を検証し、どのサービスなら継続してポイントを貯められるかで使う投資サービスを決めた方がいいかもしれません。証券口座の手数料にも注意が必要。

投資をする際、売買手数料が高ければ高いほど利益率が低下するので、サービスを選ぶ際は、手数料負けしないかを気にするべきでしょう。どこのクレジットカード、ポイントカードをメインに使っているのかを確認して、そのポイントを対象としている証券口座を開いてスタートさせるのが一番手軽なやり方です」

いきなり証券会社でトレードするのが不安であれば「ポイント運用」というサービスを利用してみてほしい。「ポイント投資」との違いは、利益をポイントで受け取るということ。株や投資信託の変動に応じて、ポイントが増減する仕組みだ。現金のかわりにポイントを運用して、ポイントを増やすのである。証券口座を開設する必要はなく、即日始めることができる。ポイント投資を始める前の肩慣らしにピッタリで、ポイントを稼ぐこともできて、一石二鳥だ。前出の菊地氏が言う。

「運用手数料、利用手数料ともに無料で運用中のポイントはいつでも引き出して使えます。運用中はポイントの有効期限がなくなるのもメリット。『Pontaカード』のユーザーなら、『au PAYアプリ』でコースを選ぶだけで、アプリが運用してくれるサービスがある」

どのポイントを選べばいいか

ポイントが貯まったら、いよいよ投資スタート。ポイント会社のサイトにアクセスし、証券口座を開設しよう(必要書類は下を参照)。その際、ポイントサービスへの個人情報の登録が必要になる。発行されるIDとパスワードは必ず控えよう。証券口座とポイントを紐づけたら、準備完了だ。

下の表はポイント投資の主要サービスをまとめたものである。以下、順番に見ていこう。日本最大級のポイントサービス「Tポイント」の強みは1株単位で取引ができること。『双日』『野村ホールディングス』などの大手企業の株をなんと500円強で購入可能だ。ポイント投資中は毎月200ポイントが付与されるため、月50万円以下の取引であれば、月々の利用料が実質20円程度と激安なのも見逃せない。

一方、「Pontaポイント」は圧倒的な手軽さが魅力だろう。

「『auカブコム証券』と提携していて、1400以上の投資信託が手数料0円で購入できます。月々100円からコツコツと続けられる。初心者向けです。購入する株数を増やしていけば、優待や配当も受けられます」(前出・丸山氏)

「LINEポイント」は最短3分で申し込みが完了し、口座開設は最短翌営業日で完了する。口座開設時に簡単なクイズに正解すると最大3株分の購入代金が付与される「初株チャンスキャンペーン」を実施しており、自己資金やポイントがゼロでも投資を始めることができる。「人気優待株」「高配当株」など20種類以上にカテゴリー分けされていて、投資先に迷うことがない。

docomoのスマホユーザーなら「dポイント」一択だろう。スマホは日常的に使うものだから、ポイントはどんどん貯まるうえ、運用できる店舗が急速に拡大しており、元手を最も集めやすい。約3700銘柄に投資が可能で、専用のアプリで管理もカンタン。投資額に応じてさらにポイントが付与されるので、投資しながら元手を増やせるのが最大のメリットだ。

商品の多さで群を抜いているのが「楽天ポイント」だ。国内株は約4000銘柄、投資信託は約2700本と現金投資と変わらない環境で商品選びができる。

「品数が多くて迷いますが、米国株がオススメ。私は『楽天・全米株式インデックス・ファンド』に投資し、7万ポイントが2年で10万近くになった。ただ、期間限定のボーナスポイントが投資にまわせないのは要注意。ボーナスで得たポイントは楽天ペイや楽天市場で使うとよいでしょう」(前出・菊地氏)

デメリットはない

投資先選びに時間を取られたくないという人には「松井証券ポイント」がピッタリだ。「MATSUI SECURITIES CARD」で買い物をするだけで、ポイントが貯まっていき(還元率0.5~1%)、100ポイント以上から投資が始められる。自動積立設定をすれば、月に1回、貯まった全ポイントで自動的に投資信託が買われていく。どの銘柄を買うかは厳選された3本から選択するだけなのも非常にありがたい。

ポイント投資で経験を積んだら、現金投資を始めてみよう。消費生活評論家の岩田昭男氏が語る。

「ポイント投資で試してみて、現金投資が自分に合っているかを判断できるのが良いですね。たくさんポイントを持っていれば、その分試行錯誤することができ、勝ちパターンを見つけられる。ポイント投資から始めて、本物の投資家になるなんてこともあるかもしれません」

前出の菊地氏が続ける。

「正直デメリットはない。ビットコインなどの仮想通貨のように価値が暴落することもなく、市場も安定しています」

超お手軽でリスクも少ないポイント投資。始めない手はないだろう。

『FRIDAY』2022年3月4日号より

  • PHOTOアフロ

Photo Gallery6

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事