「ロシアの女帝」が皮肉たっぷりに猛反論!ワリエワ疑惑の行方 | FRIDAYデジタル

「ロシアの女帝」が皮肉たっぷりに猛反論!ワリエワ疑惑の行方

失意の15歳がコーチに再忠誠を誓ったヤバい背景とはーー。

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失意のワリエワ(右)へ容赦ない態度をみせたトゥトベリーゼ氏(画像:時事通信社)

〈昨日まで笑顔を見せていた人が、今日はあからさまに無視したんです。ジャッカルが襲いかかったように。様々な拷問の方法を考えながらね〉

北京冬季五輪が閉幕した2月20日、ロシアオリンピック委員会(ROC)のフィギュアスケート女子選手を指導するエテリ・トゥトベリーゼ氏(47)が、自身のインスタグラムを更新。ドーピング使用疑惑が浮上しているカミラ・ワリエワ(15)や自身に対する批判について、皮肉たっぷりに振り返った。

問題視されたトゥトベリーゼ氏の言動は、2月17日に行われた女子シングル最終日でのモノだ。ドーピング疑惑に動揺したのか、ワリエワはジャンプで転倒するなどミスを連発。4位に沈み失意の彼女を慰めるどころか、こう言って出迎えたのだ。

「戦うのを放棄したわね。なぜ諦めたの? なぜ最後まで飛ばなかったの? ちゃんと説明してちょうだい」

さらに得点発表を待つ「キス&クライ」でも、トゥトベリーゼ氏は横に座ったワリエワに厳しい言葉を投げ続ける。ワリエワはいたたまれなくなったように、手で顔を覆って泣き崩れたーー。

〈コーチに心から感謝〉

前述のインスタグラムでトゥトベリーゼ氏は、自身の言動については触れず、こうワリエワについて綴っている。

〈団体戦の金メダリストで、我々の希望の星です。か細く、同時にとても強いスケーター。彼女が経験している試練は、チームみんなで一緒に乗り越えなければなりません〉

当のワリエワも、ロシアに帰国後の21日にインスタグラムを更新。現役続行に意欲をみせ、トゥトベリーゼ氏らと写った画像とともに次のように記した。

〈アスリート人生において、最も重要なイベントに導いてくれたコーチに心から感謝します〉

あらためてトゥトベリーゼ氏への忠誠を表明。ロシア語、英語、日本語、中国語で「ありがとう」というハッシュタグをつけた。

「薬物疑惑で、皮肉にもワリエワの世界的知名度は爆発的に上昇しました。以前は22万人ほどだった彼女のインスタのフォロワーは、北京五輪後には5倍以上の113万人に。21日のコメントには、50万近い『いいね』がついています」(スポーツ紙担当記者)

薬物騒動で世界中からバッシングを受けた上、結果を出せずコーチから叱責……。失意のワリエワは、なぜトゥトベリーゼ氏に感謝の意を表し忠誠を誓ったのだろう。

「トゥトベリーゼ氏は『女帝』『氷の女王』と呼ばれ、ロシアでは絶対的な権力を持っています。14年のソチ五輪でロシアが団体金メダルを獲得した際、クレムリンの宮殿に呼ばれたのは、素晴らしい演技をしたユリア・リプニツカヤでなくトゥトベリーゼ氏でした。それだけ指導力が評価されているんです。バックには当時勲章を自ら渡し、一緒に写真に収まったプーチン大統領がいます。つまりロシアで競技を続けたければ、トゥトベリーゼ氏に師事するのが最善の選択。

トゥトベリーゼ氏は、スパルタ指導で知られます。練習場を『工場』、選手を『材料』と呼び、私生活まで徹底的に管理する。化粧の仕方、歩き方、話し方、100グラムの体重までね。選手には一日12時間のトレーニングを課し、望んだ通りのパフォーマンスができないと『失敗するのが好きなの?』『荷物をまとめて故郷に帰りなさい!』と大声で叱り飛ばす。

アリーナ・ザギトワ(18年、平昌五輪金メダリスト)やエフゲニア・メドベージェワ(同銀メダリスト)は、破門扱いされても再びトゥトベリーゼ氏の元へ戻ってきました。彼女の指導を受けないと、ロシアの代表選手として活躍できないからです。現役続行を希望するワリエワも同じです」(スケート連盟関係者)

「ロシアの女帝」はこれからも世界を驚かせ続けるのだろうか。

  • 写真時事通信社

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