アイドル望月琉叶が『レコ大新人賞』で見せた“演歌への本気度” | FRIDAYデジタル

アイドル望月琉叶が『レコ大新人賞』で見せた“演歌への本気度”

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昨年末に行われた『第63回レコード大賞』で新人賞を受賞した望月琉叶。演歌・歌謡界にとっては、まさに期待の新人だ

その第一印象からは、とても演歌や歌謡曲の歌い手さんとは想像できません。

2月23日に3枚目のシングル『ピンクのダイヤモンド』を発表した、歌手の望月琉叶さんのことです。

それもそのはず。そもそも彼女は『民族ハッピー組』というグループで活動するれっきとしたアイドル。ですが、昨年末に行われた『第63回レコード大賞』で新人賞を受賞するなど、演歌界では期待の新人さんなのです。

『レコ大』という大舞台に立った感想を望月さんに聞くと、

「イントロが始まって歌い出し、サビに入るくらいで“あ、やめようかな”って思うくらい緊張MAXでした。舞台に出て、目の前に大物の方々がたくさんいらっしゃって、そこで歌うというのは計り知れないプレッシャーでしたね。

なんか、“心臓に悪いな。これ死んじゃうかも。歌うの辞めて帰ろうかな…”って。でも、ここで辞めたら、世界77億人から石が飛んでくるって思って、歌い切りました(笑)」

デビュー以来のプレッシャーに押しつぶされそうになった望月さん。無事に歌い終わり楽屋に戻ると、身体に異変が…。

「いやー、全身驚くほど汗だくでした。襦袢は絞れるくらいにびしょびしょで、ホント着物というオブラートに包まれ、うまく隠すことができました。水着じゃなくて良かったなって(笑)」

アイドルから演歌歌手への転身は、今や決して珍しいワケではありません。

ですが彼女は中学生時代の十八番が美川憲一さんの『柳ヶ瀬ブルース』というのですから、筋金入りです。学校帰りにカラオケボックスに通い詰め、

「採点マシーンが歌の先生」

というところは、“今っぽい”です。

笑顔で質問に答える望月。レコ大では全身びっしょり汗をかくほど緊張したとか…

「そもそも『民族ハッピー組』って改名する前は『演歌女子ルピナス組』っていう名前で活動していたんです。今の社長さんにスカウトされたんですが、“演歌を世界に”ということで、すぐやってみたいって思いました。

『北酒場』や『浪花節だよ人生は』などをテクノアレンジし、若い人が興味を持ってもらえるよう歌っていたんです」

’18年10月にアイドルデビューした望月さん。ついに念願の演歌ソロデビューが決まったのは’20年7月のことでした。『失恋慕情』で演歌歌手としてスタートすると、各チャートの演歌・歌謡曲部門で1位を獲得。

続く2枚目シングル『面影・未練橋』でも同様に1位を記録し、それらの実績が評価されてのレコ大新人賞に輝きました。そのウラには、『民族ハッピー組』のメンバーの応援も大きかったそうです。

「コロナ禍でなかなかキャンペーンとかできない中、メンバーが配信などを通じてデビュー曲を広める手助けをしてくれた。そのおかげでオリコン1位になれたんです。

レコ大当日はメンバーがファンの方々と事務所で『レコ大を観る会』を開いてくれて、そこで小泉里紗さんをはじめ、メンバーたちが“琉叶ちゃんが頑張ってるから、私たちも頑張らないと”って号泣してたって後から教えてもらって…。その話を聞いて、私も号泣しました」

そんなメンバーのためにも売れて“恩返しがしたい”と話す望月さん。3枚目のシングルとなる『ピンクの――』は、これまでとは違う雰囲気に仕上がっていました。

「今回は昭和歌謡界の巨匠である売野雅勇に作詞を、浜圭介先生に曲を作って頂き、ロックテイストな歌謡曲に仕上がっています。これまでの2曲は着物で歌っていましたが、今回はドレスで歌います」

この曲は一通りの恋を経験してきた女性が、また恋に落ちた“女心”を歌い上げています。

「“好き”という思いを抑えながら、その彼を落とそうとする“あざと大人っぽい”女性を想像して歌っています。歌詞の中には直接的な“あざといワード”はないんですが、この曲を聞いて想像する世界の中にいる女性からは、あざとさがにじみ出ているんですよ」

今度は“あざと大人っぽい”女性で勝負する望月さん。そんな彼女に将来の夢を聞くと、

「演歌で世界征服です」

と笑顔で即答してくれました。

「なんで世界征服かと言いますと、演歌女子ルピナス組時代に『チョメリズム』という歌を出していて、それを演歌調にリメイクしてソロで歌わせて頂いているんです。その曲がYouTubeで65万回再生しているんですが、ほぼインドで再生されているんですよ。

私、海外に行くとインド人に間違われることがあるんです。なので、まずインドでブレイクして、その勢いでアジアを制覇。それで世界を狙っていきたい。その1歩目としてレコ大新人賞を頂くことができました。ですので、次はやはり紅白歌合戦を狙っていきたいと思っています」

ルピナス組時代も8か国で36公演し、世界での手ごたえを感じている望月さん。“本当に演歌で世界制覇”しちゃいそうな、そんな可能性をビンビン感じさせてくれました。

『民族ハッピー組』のメンバーとして、アイドル活動もする望月
母の影響で演歌・歌謡曲に興味を持った望月。中学生時代の十八番が『柳ヶ瀬ブルース』という筋金入りだ
YouTube動画の閲覧は、インドなどの海外のファンからも多い
  • 取材・文荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    ‘75年生まれ埼玉県出身。夕刊紙、女性週刊誌の記者、編集者を経て現職。テレビやラジオにも出演中

  • PHOTO結束 武郎

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