田中聖容疑者 薬物逮捕を招いた「ヤバい行動と気になる入手経路」
これほど「驚かなかったこと」もないのではないか――。
ジャニーズの人気グループ『KAT―TUN』の元メンバー・田中聖容疑者が2月24日、名古屋市内の宿泊施設で覚醒剤を所持したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで愛知県警に逮捕された。
逮捕容疑は1月30日午後5時52分ごろ、名古屋市中区の宿泊施設内で覚醒剤約0・164グラムを所持した疑い。24日に中区内の路上で逮捕された。
田中容疑者は「分からない」と容疑を否認している。全国紙記者よると
「宿泊施設を清掃した人が覚醒剤の結晶と思しきモノを見つけ、警察に通報。そこから足が付いたようです。逮捕までに約1か月要したのは、入念に内偵捜査を進めていたからだと思います」
と話す。
田中容疑者は‘13年9月に「度重なるルール違反行為があった」として、ジャニーズ事務所から専属契約を解除された。その後はヒップホップグループを組み、ライブ活動を行っていたが、実はジャニーズ時代からKAT-TUNとは別のアーティスト活動を平然とやっていた。
「アイドル時代から“ちょいワル系”の雰囲気を醸し出していましたが、実際会ってみると気さくでイイ奴。その時は渋谷のクラブで行われたヒップホップイベントにゲスト出演していました。
館内では障がい者施設にいる子どもが作った箸やヨーグルトが販売されていた。聞けば、田中容疑者がそうした子を支援していたのだという。イメージとは違う一面があるんだと思ったのを覚えています」(音楽関係者)
一方で出番を待つ田中容疑者はVIPルームに陣取り、招待したアイドル歌手を招き入れ、ライブ前に“いろいろと”盛り上がっていた。
「田中容疑者のワルっぽい空気にひかれる女性は多い。KAT-TUNを辞めたあとも女性には困っていなかったと思う。ただ、そんざいに扱うため、のちにトラブルになることも多かった」(芸能プロ関係者)
気になるのは田中容疑者のクスリの入手ルートだ。同容疑者は‘17年5月に東京・渋谷区の路上で大麻取締法違反で逮捕され、のちに不起訴となった。そのことは自身のツイッターやユーチューブチャンネルでネタにもしているが、当時から捜査当局は田中容疑者に目をつけていた。
「数年前にある音楽関係者が逮捕された時にも水面下で名前が挙がった。田中容疑者は親交があり、連絡を取り合う仲だった。
積極的だったのは田中容疑者の方で、電話をかけては深夜に埠頭で待ち合わせしていたそうだ。当局もそこまでは掴んでいたはずだ」(ワイドショー関係者)
ライブのバックステージでは、共演者がいる中でコカインを「チャーリー」と隠語で呼ぶこともあったという。
「当局も入手ルートは音楽関係やその界隈ではないかと踏んでいるようです。田中容疑者の逮捕を受け、連絡が取れなくなった人もいるようです」(スポーツ紙記者)
田中容疑者のタトゥーはこのところ急激に増えていた。女性ファンいわく
「カレ(田中容疑者)は精神的に不安定になるとタトゥーに走る傾向があった」
トップアイドルグループを離れ、ライブとユーチューブ動画で細々と食べていたようで、“行き詰まり”を感じていたという。コワモテの外見とは裏腹に、田中容疑者の“弱さ”が、クスリに手を出させてしまったのだろうか…。