渡部建『白黒アンジャッシュ』東京MX打ち切りの「他局への影響」 | FRIDAYデジタル

渡部建『白黒アンジャッシュ』東京MX打ち切りの「他局への影響」

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1年8ヵ月ぶりにテレビ復帰した渡部建。このタイミングで東京MXが放送打ち切りが決まったが…
1年8ヵ月ぶりにテレビ復帰した渡部建。このタイミングで東京MXが放送打ち切りが決まったが…

2月15日に『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で約1年8ヵ月ぶりに活動を再開したアンジャッシュの渡部建。同番組は複数の地方局が番組を購入して放送しているのだが、そのうちの一つ東京MXは、24日の放送をもって終了させた。

最後の放送は千葉テレビが8日に放送した内容で、ゲストは貴島明日香。実際はこの翌週の回で渡部は復帰しているのだが、その直前で東京MXは放送を終了させる形となった。

地方局によっては、数日遅れや2ヵ月以上遅れで放送されるが、いまのところ東京MXだけが「打ち切り」に動いたかたちだ。

表向きの理由はわからない。以前から決まっていたことかもしれないし、視聴率などの結果ゆえなのかもしれない。今回の復帰は、妻の佐々木希や相方の児嶋一哉が背中を押して実現したとみられるが、“身内”以上に渡部の復帰を阻むものは一体何なのだろうか。テレビ局関係者に話を聞いた。

「千葉テレビは自分の局で責任を負って渡部さんを出演させると判断しましたが、同番組を放送する他の局は、関係ない“火の粉”を浴びることになります。というのも地方の視聴者は、クレームを入れるときは、制作した局ではなく放送した局にクレームを入れがちだからです。

ですから他局のコンテンツを買って放送したとしても“同罪”とみなされる。特に小規模の地方局であれば、クレームの電話が何百件、何千件と来たらパンクしてしまう。ネットするスポンサーがNOと言えば放送も難しいでしょうし、いろんな壁があると思います」

東京MXは打ち切りについて「総合的な判断」としているが、“渡部回”直前で打ち切りとなることから考えれば、“渡部をテレビに出すことはできない”と判断したととらえるのが自然だろう。

番組を購入して放送するということは良くも悪くも一蓮托生であると同時に、当然、場合によっては放送しないという選択肢もある。

一方で批判は多数あるが、地方局でしか見られないため、渡部が復帰してどのように振舞っているのかを見てみたいという人もいるだろう。復帰の第一弾のときはテレビ画面がキャプチャーされ“違法状態”でネットに流れていたが、通常回になるとそういった動きはほとんどない。

22日放送の『白黒-』は「ザ・マミィ」がゲストだったが、内容についてはほとんど話題にもなっていないというのが現実だ。

「渡部さんのタレントの性質上、見たい人だけは見られるというのが一番合っているとおもいます。劇場やユーチューブなど、わざわざ見に行かないと見られないという状態から始めるべきだったのでしょう。

テレビは公共の電波なので、無理にテレビにこだわる必要はないのでは。MXの動きから見ても、今後キー局はさらに慎重に動くでしょう。腕に覚えのある芸人仲間は渡部をいじりたくてウズウズしているようですが、視聴者のなかに不快に思う人もいるのは間違いないでしょうね」(芸能プロ関係者)

復帰という大きな第一歩を踏み出した渡部だが、非常に険しい道のりになる可能性があるようだ…。

 

  • PHOTO島 颯太

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