スマホ格安新時代到来!水面下で起こっていた「驚愕の価格破壊」 | FRIDAYデジタル

スマホ格安新時代到来!水面下で起こっていた「驚愕の価格破壊」

楽天&大手3社ほか徹底研究 「デュアルSIM」と「サブブランド」の活用でどんどん安くなる!

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’21年1月に新プラン『Rakuten UN-LIMITVI』を発表した楽天の三木谷会長。斬新な料金設定で注目を集めた

総務省主導のもと進められてきた携帯料金の引き下げが最終段階に入りつつある。『楽天モバイル』や『au』は昨年、0円から利用可能な料金プランをスタート。携帯大手から回線を借りてサービスを提供する『NURO(ニューロ)モバイル』や『mineo(マイネオ)』などのMVNO(仮想移動体通信事業者・格安SIM提供事業者)も1000円を切る料金プランを打ち出した。

もちろん激安ゆえのデメリットもある。たとえば『楽天モバイル』の場合、電波が届くエリアが狭いため、地方やビルの中では使えなくなるリスクがある。だが、各プランのデメリットを把握したうえで、各自のライフスタイルに合わせマイナスを最小限に抑えてメリットを最大限に活かす裏ワザが存在する。鍵を握るのは『デュアルSIM』だ。携帯電話ライターの佐野正弘氏が解説する。

「最近は1台のスマホに2枚のSIMカードを挿して使うことができます。つまり1台で2つの携帯会社の電波を使えるのです。『iPhone』ならXS/XR以降の端末は対応していますが、ほとんどのユーザーは知らない」

デュアルSIMを語るうえで外せないのが『楽天モバイル』の存在である。専用アプリを使うことで、0円で電話がかけ放題になり、データ通信に関しても1GBまでは無料。そこから段階的に上がっていき、月額3278円(税込み)で無制限になる。3大キャリアで最安の『ドコモ』の類似プランが7315円であることを考えると格安だ。ケータイジャーナリストの石野純也氏が語る。

「一番簡単なデュアルSIMの活用法は、いま使っているキャリアの料金プランを最も安いグレードに落として、『楽天』と併用する方法です。基本的には『楽天』の回線を使用し、カバーしていないエリアでのみ、もとのキャリアの回線に切り替える。こうすればデメリットを抑えつつ、料金を安くすることができます」

動画サービスを利用しないなどデータ通信をあまり使わない人なら、さらに破格の料金でスマホを利用することもできる。前出の佐野氏が言う。

「MVNOを利用するんです。たとえば『日本通信』が提供する『合理的シンプル290』なら月額290円で1GBが使える。『楽天』はもともと1GBまで無料なので、『日本通信』と『楽天』を併用すれば、わずか290円で通話し放題と2GBまでのデータ通信ができる。『NUROモバイル』なら『楽天』と併用すれば月額990円で6GBまで使える。『NURO』は3ヵ月に1回、3GB分の通信量がもらえるのでお得感もあります。

ただ、デュアルSIMには注意点があります。一番の問題はデータ通信専用SIMを入れると119番などの緊急通報ができなくなる端末があることです。不具合の出る端末は総務省がHP等で公開しているので、購入の際は注意してください」

ほかにも、端末によっては自身でSIMロック解除の手続きをしなければいけないなどのケースもある。

手間がかかるため、デュアルSIMには抵抗があるという方も多いだろう。そういう人に佐野氏は、大手キャリアの『サブブランド』への切り替えを勧める。

「MVNOに対抗するため、大手キャリアが展開している低価格帯のサービスが『サブブランド』です。『au』なら『UQモバイル』、『ソフトバンク』なら『Y! mobile(ワイモバイル)』が相当します。3GBで2000円程度と昔に比べればかなり安くなりました。家族割や電気料金の支払いとセットにするとさらに割り引きされます。

最大の特徴は、いままで使っていた『au』、『ソフトバンク』の店舗でサービスを受けられることと、切り替えに手数料がかからないこと。『ドコモ』のサブブランドに位置するサービスとしては『OCN モバイル ONE』があります。月額550円のプランがあり、ドコモショップでサポートを受けられます」

石野氏は、大手キャリアが展開するネット申し込み専用の『オンライン専用ブランド』にも注目する。リアル店舗での対応を受けられない代わりに、割安で大手キャリアを利用できることが利点だ。

「『au』の『povo2.0』は『#ギガ活』というキャンペーンを展開中。対象店舗に行き、『au PAY』で決済すると、データ通信量がもらえます。たとえば『ローソン』の場合、500円以上の買い物で300MBもらえる。僕は毎日、たばこを1箱買うので、それだけで月9GBくらい溜まるのでかなりお得です!」

佐野氏も『オンライン専用ブランド』を活用している。

「『ソフトバンク』が提案する『LINEMO』はどのプランにもLINE使い放題がついている。ビジネスでLINEのビデオ通話や大容量ファイルのやり取りを行う人にはオススメです」

”スマホ格安新時代”はすでに始まっているのだ。

『三太郎』シリーズのCMでおなじみの『au』。’21年9月からはオンライン専用プラン『povo2.0』で楽天に対抗
『ソフトバンク』は昨年3月から『Y!mobile』と並ぶ新ブランドとして『LINE』と連携し『LINEMO』を開始

『FRIDAY』2022年3月18日号より

  • PHOTOつのだよしお/アフロ(1、4枚目) 産経新聞社(2枚目) 日刊工業新聞/共同通信イメージズ(3枚目)

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