芸能界「爆弾男」に先手を打ったロンブー田村淳の“賢さ”
いま最も芸能界を震撼させているのが『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』だろう。次々に独自の「芸能情報」を明かすことで、一般視聴者のみならず、“業界視聴率”も非常に高いと言われている。
東谷氏は飲食店やアパレル会社などの経営をする裏で、27年間にわたって数々のタレントや役者などの面倒をみてきたと豪語している。しかも無償でアテンドしたり、女性を集めたりして信頼を積み上げて人脈を増やしていったそうだ。
「東谷氏は自身が起こした騒動で、全てを失い孤立した。そして困っているときに手を差し伸べてくれなかった芸能人に対し、その秘密を暴露して復讐している…という構図です。例えばNHK連続テレビ小説に起用されている有名タレントの情報を暴露し、大騒ぎとなっています」(スポーツ紙記者)
まさに芸能人にとっては“爆弾”となっている東谷氏の告白。そんな彼が芸能人の付き合いで最も古いと明かした1人が『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳だ。
東谷氏によると、淳が20代前半のころから親交があるという。淳はユーチューブで東谷氏について一般ユーザーから聞かれると“友達だった”と認めた。その中で、
「暴露されたくないなあ…」
と、あえて東谷氏に言われる前に自ら“秘密”を明かしたのだ。
「淳さんによれば、東谷氏は島田紳助氏と非常に懇意にしていたそうですが、ある日東谷氏に“紳助さんと飲んでいるから、淳来ない?”と言われた際に“紳助さん怖いから”という理由をつけて断ったという内容でした。
淳さんは“そのLINEが暴露されるのは嫌だな”と言いつつも、先に交友関係を明かして自らネタを公開するという先手を打ったのはさすがですよね。特に悪い内容ではありませんが、人に暴露されるよりよっぽどライトな印象になりますからね」(ワイドショー関係者)
もともと淳には暴露されても困ることなどなかったのだろうが、そんな淳の告白を受けて、東谷氏は5日にユーチューブを更新。『ロンブー淳の動画について話します』と題した動画の中で、彼をこの件に巻き込みたくなかったと話した上で、
「(淳の)動画の中で“オレのことまだ友達や”ということあいつは言ってくれて。いま僕のこと友達っていうのはリスクしかないと思うんですよ。(中略)ああやって先手を打つっていう方法もあるし、すごい賢いなって思います」
と評価していた。
「一昔前はスキャンダルといえば、週刊誌などのマスコミの専売特許みたいなものでしたが、SNSが普及することによって一般人も暴露できる時代になった。しかし一般人の流す情報は“恨みつらみ”が高まりがちなうえ、情報の真贋を見極めるのが難しい。
そんな中、東谷氏のように直接芸能人と付き合ってきた人間が顔出しして次々とLINEのスクショなどの証拠も暴露していくというのは前代未聞です。東谷氏は失うものがない“無敵の人”となった。自らの“悪さ”もさらけ出し、タレントと共に自爆しているようなものですよ」(前出・スポーツ紙記者)
まさに芸能界の“爆弾男”となった東谷氏。被害者はまだまだ広がりそうだが、とりあえず『ロンブー』淳は持ち前のクレバーさで、その危機を回避できたようだ――。
- PHOTO:島 颯太