プーチンが狙う”最悪の一手” ウクライナ全土「放射能汚染作戦」 | FRIDAYデジタル

プーチンが狙う”最悪の一手” ウクライナ全土「放射能汚染作戦」

作戦はすべて密室で決定 暗殺危機を感じ、周囲に警護隊を配置

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プーチン大統領は核兵器使用も辞さない姿勢だ。国際社会からはまともな判断ができていないと非難が集中している

「FSB(ロシア連邦保安庁)の内部資料によれば、ロシアはキエフを3月5日までに占領するプランでした。ウクライナの抵抗が予想以上で、ロシア軍には大きな被害が出ています。

欧米諸国の官民ダブルの経済制裁のダメージも甚大で先の資料は『このまま戦争が続けば、6月までにロシア経済が崩壊する』と続けられていました。戦争が長期化し、ゲリラ戦になれば、後背地の西側諸国から支援を受けられるウクライナが有利となります」(ジャーナリストの常岡浩介氏)

プーチン大統領(69)の暴走が止まらない。ロシア軍による都市部の民間地域への無差別ミサイル攻撃が激化し、3000人ものウクライナ人が犠牲となった。(3月9日時点)。3月4日には、欧州最大規模のザポリージャ原発が制圧されたとウクライナ当局が発表。3月7日に行われた3度目の停戦交渉も合意に至らず、戦争は泥沼化している。

「思わぬ苦戦と苛烈な経済制裁にプーチンはかつてないほど苛立ち、錯乱状態にあります。ふだんの冷静沈着な判断ができていない。プーチンはいま、暗殺リスクを避けるため、モスクワを離れています。連れているのは、40人の警護部隊とごく一部の側近。

その中には、旧ソ連の秘密警察『KGB』時代の同僚で、プーチンが全幅の信頼を寄せるニコライ・パトルシェフ(70)が含まれます。彼は強烈な愛国主義者でナチス的な行動をすることから危険視される人物。安全保障部門のトップで、今回の侵攻や作戦はプーチンと彼が密室で決めたとされています」(全国紙モスクワ支局記者)

ロシア軍は殺傷能力が極めて高い燃料気化爆弾やクラスター爆弾の使用に踏み切り、核兵器の使用もほのめかしている。ロシア政治に詳しい筑波大学教授の中村逸郎氏は「プーチン大統領が”最悪の一手”を放とうとしている」と警告する。

「すでにウクライナ併合は諦(あきら)めたと思います。では、プーチンは何を考えているのか? あくまでひとつの可能性ですが、それはザポリージャ原発の原子炉の破壊と、放射能汚染によるウクライナの消滅ではないか。ウクライナは同じスラヴ人国家で、ロシアのルーツとなる国。敵に取られるくらいなら、破壊してしまえという発想です。

実は、19世紀にナポレオンがロシアに侵攻したとき、政治家たちは自らの指示でモスクワを燃やしています。ナポレオンは『占領する意味がない』と撤退。プーチンはその逸話を『ロシアの勝利』とし、何度もプロパガンダとして利用してきました。自国の安全保障のためには、いかなる犠牲も厭(いと)わない。それだけプーチンは究極的な愛国主義に傾倒しているのです。いまの精神状態なら、やりかねません」

プーチン大統領を止める手立てはあるのか。前出の常岡氏が言う。

「どんなに戦局が不利になっても、絶対に撤退はしないでしょう。止めるにはもう、プーチンが暗殺されるか、政権を倒すしか方法はありません。しかし、中高年層を中心にいまもプーチン支持者が多いのも事実です。ロシアの国民がまだ生活に困っていないからです。今後の経済制裁がロシア国民にどれだけ影響を与えるかが、運命の分かれ目となってくるでしょう」

ウクライナ侵攻に幕を下ろすのは、プーチン体制の終焉か、それとも核の使用か――。予断を許さない情勢が続く。

ロシア軍に制圧されたザポリージャ原発。放射能が漏れれば、欧州全土が汚染される

『FRIDAY』2022年3月25日号より

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