今でも募集続々…「ワクチン接種バイト」の気になる待遇と中身 | FRIDAYデジタル

今でも募集続々…「ワクチン接種バイト」の気になる待遇と中身

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3回目接種を受ける岸田首相

今年2月には全国で1日あたり約10万人の新規感染者数を出したオミクロン株。現在、高止まりが続いていると言われているが、それでも、日々数万人の感染者数が出ているのが実状だ。

感染拡大を食い止めるべく、政府は一貫してワクチン接種を推し進めている。全国紙厚労省担当記者が語る。

「政府は全国各地に大規模接種会場を用意し、ファイザー、モデルナなどメーカーを問わず3回目となるブースター接種を推奨しています。しかし、接種率は3割ほどと思うように伸びていない。

理由の一つに挙げられるのが接種してくれる医療従事者の不足です。特に地方からは『場所があっても手が回らない』と嘆きの声が出ています。政府分科会の尾身茂会長は4回目のワクチン接種も検討すべきと提言していますが、現場がそのスピード感についていけていないのが現状です」

接種をしてくれる医者を確保するため、現場では日々募集も行われている。都内の病院に勤務する若手研修医が明かす。

「情報共有のために入っている医者限定のライングループがあるんですが、そこにもしょっちゅう募集の連絡が来ます。コロナ前は、整形外科の医者募集や医者限定イベントとかばっかりだったんですが(笑)」

気になるその内容は、次のようなものだという。

◯勤務内容

ワクチン接種前の問診、接種後副反応の確認、救急対応

・接種会場:千葉県

・給与:10万円/日

・勤務時間:9:30~18:00

・交通費:7000円/回(電車代、タクシー代込み)

・接種人数:150名予定

 

◯勤務内容

ワクチン接種前の問診、接種後副反応の確認、救急対応

・接種会場:埼玉県

・給与:11万円/日

・勤務時間:9:00~17:30

・交通費:4000円/回(電車、タクシー代込み)

金、土でのセットで対応可能な場合、宿泊費5000円支給

 

◯勤務内容

ワクチン接種前の問診、接種後副反応の確認、救急対応

・接種会場:東京都

・給与:9万円/日(交通費込み)

・勤務時間:9:00~19:00(休憩1時間)

前出の若手研修医はワクチン接種事情をこう語る。

「東京をはじめ、15道府県の『まん防』は3月21日に解除される予定ですが、いまでも民間企業を含めたワクチンの接種アルバイトの話はひっきりなしにきています。募集案件の多さを見ても人が足りてないのは明らか。とはいえ、クリニックや大病院の勤務医は多忙ゆえに接種会場に行く時間はない。そこで、ある程度時間の融通が利く研修医や若い医者にも声がかかっているのだと思います」

日当10万円程度といえば、一般感覚からすれば破格の金額だ。研修医や若手医師にとってもありがたい臨時収入であり、手を挙げる者も少なくないように思えるが……。

「実際はそうでもないんですよ。美容や脱毛といったクリニックでのアルバイトでは時給1万円という募集がザラでありますから。ワクチン接種は筋肉注射ですしさほど難しくありませんが、わざわざ地方まで向かう労力を考えれば破格の条件とは言い難い。だからむしろ、社会奉仕の気持ちや経験として応募している人のほうが多いと思います。医療従事者としては、『少しでも早くコロナが収まってほしい』という気持ちは誰しもが持っていますから。

ただ、給与面だけを考えるとそこまで魅力的ではないというのが本音。僕は東京在住なので都内でバイト募集があれば行くかもしれませんが、わざわざ休みの日に地方まで行くかどうかは正直悩みます。これからさらにワクチン接種を進めていくわけですから募集自体は増えていくんじゃないですかね」(同前)

場所はあっても打ち手がおらず。ワクチン接種もまだまだ課題が山積しているようだ。

  • 写真共同

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