誠也を支える愛理夫人…日本人メジャー「夫婦で幸せ」の瞬間!
昨年11月にメジャー挑戦を表明したから4ヵ月ーー。
ようやく鈴木誠也(27)の移籍先が決まった。基本合意したのは、過去にダルビッシュ有や上原浩治、福留孝介など多くの日本人選手が在籍したシカゴ・カブス。5年総額8600万ドル(約100億5000万円)の、大型契約のようだ。
「鈴木を支えているのが、19年8月に結婚した愛理夫人(旧姓・畠山)です。愛理さんは、新体操『フェアリー・ジャパン』メンバーとしてロンドンとリオの2度の五輪に出場したアスリート。引退後は、モデルやスポーツキャスターとして活躍しています。
メジャー経験のある西武の松井稼頭央ヘッドコーチの妻・美緒さんとは、ラジオで共演し意気投合。料理上手の美緒さんのレシピやメジャー時代の経験など、アドバイスをもらう関係だとか。ブルワーズなどで活躍したヤクルトの青木宣親の佐知夫人や、カープの先輩でツインズの前田健太投手の妻・早穂さんらともSNSで交流しています」(鈴木の知人)
愛理夫人は、メジャー球団とのオンライン交渉の場にも同席した。
「メジャー選手が夫人同伴で契約交渉することはマレにありますが、日本人の移籍では聞いたことがありません。代理人のジョエル・ウルフ氏は、『セイヤとアイリさんが時間をかけて正しい決断ができるようにしたい』と話していました。球団決定に、愛理さんの意向が働いていたのは間違いないでしょう。
愛理さんは、英語を学び直し、料理も猛勉強しているそうです。アスリートとして海外での試合も数多くこなしているせいか、メンタルのコントロールがとてもうまい。鈴木にとっては、頼れるパートナーだと思います」(同前)
夫人をともないメジャーリーガーと高級寿司店へ

今季からブルージェイズに所属する、菊池雄星(30)の夫人もとても優秀な女性だ。
「元フリーアナウンサーで、ファッションモデルとしても活躍していた瑠美さんです。NHKの海外スポーツ専門番組を担当し英語も堪能。外国語が得意でない菊池に同行することも多く、メジャーリーガーとの通訳をかって出ることもあります」
メジャー移籍した19年3月。菊池は当時所属したマリナーズの選手たちと親交を深めるために、チームメイトを都内の高級寿司店に招待している。
「東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕2連戦を前に、雄星が同僚選手と寿司店で親睦会を開いたんです。当時の雄星は、マリナーズ入りして日が浅かった。メジャーリーガーとの距離を縮め、チームに溶け込むために食事会をセッティングしたのでしょう。
瑠美夫人も同席したそうです。寿司店の名前が『市郎』だったことから、彼女は『マリナーズのレジェンドと同じ発音なんです』と話し、場を和ませたと聞いています」(菊池の知人)
異国で大成するには、家庭を支える夫人の協力は欠かせない。メジャーで活躍した日本人選手は、ほぼ間違いなく夫人の力強いサポートを受けている。






撮影:香川貴宏 坂口靖子 坪井彰一郎