ロシアが日本近海で「不気味な動き」その想像したくない狙い | FRIDAYデジタル

ロシアが日本近海で「不気味な動き」その想像したくない狙い

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「偉大なるロシア」復活の野望を抱くプーチン大統領。日本も他人事ではない(画像:ロイター/アフロ)

原発へ砲撃、超極音速ミサイル使用、核兵器の示唆……。

ロシアのウクライナに対する暴挙が止まらない。だが、同国の横暴は決して対岸の火事ではないのだ。日本にも魔の手は及びつつある。

「3月15日から16日にかけて、兵士や戦車を乗せた揚陸艦などロシア艦船4隻が津軽海峡を通過しているんです。ウクライナへの軍事輸送だと考えられます。膠着する情勢を打開するために、極東から戦力を投入しているのでしょう。自衛隊は警戒を強めています。

日本近海でのロシア軍の行動は、ウクライナへの軍事輸送だけではありません。最近は、日本に対する示威行動も頻発しています。2月には、ロシアの艦艇24隻が日本海やオホーツク海で軍事演習を実施。3月には、ミサイルや魚雷を備えた艦船10隻が隊列を組み津軽海峡を通っているんです。ロシア機の領空侵犯も、近年は頻発しています」(全国紙国際部記者)

岸信夫防衛相は記者会見で、ロシア軍の一連の行動を「我が国周辺で活発化しているのは懸念すべき」と牽制。「ウクライナへの侵略を進める中で、アジアにおいても軍事力能力があることを誇示する行動の一つと考えられる」と語った。

「国際平和研究所によると、ロシアの軍事力は米国、中国、インドについで世界4位。保有する核弾頭は6375発と世界最多です。総兵力は約90万人で、戦車は2万台以上。戦闘機は1000機近くになります。対する日本の軍事力は世界6位。装備はロシアに比べ新しいですが、戦車1000台、戦闘機300機ほどと数では圧倒的に劣ります。

ロシア軍の挑発行動は不気味です。ウクライナでも、軍事行動を激化させています。核兵器の使用さえ示唆している。どんな暴挙に出てもおかしくありません。北方領土をめぐり長年ロシアと対立してきた日本としては、ウクライナの戦火は決して他人事ではないんです」(同前)

米国の友好国はすべて敵

日本近海で軍事行動を繰り返すロシアの意図は、なんなのだろうか。ロシア情勢に詳しい、筑波大学の中村逸郎教授が語る。

「狙いは在日米軍基地だと思います。ロシアのプーチン大統領にとって米国の友好国は、すべて敵でしかありません。日本は米国の重要戦略拠点であり、将来的に、青森県の三沢など在日米軍基地をなんとかしたいという意図は充分にあるんです。

ウクライナの情勢を見れば、ロシア軍の攻撃が容赦ないことはお分かりになるでしょう。沖縄や厚木(神奈川県)など、約130ヵ所ある在日米軍施設へのミサイル攻撃も、決して架空の話ではないんです」

さらに恐ろしい事態も想定される。中村教授の話を続けよう。

「核の恐怖です。万一タガが外れて日本を狙うようなことがあれば、実際に核兵器を使用するだけではありません。高浜(福井県)や伊方(愛媛県)など、稼働中の原発を攻撃により爆発させることも考えられる

ウクライナ紛争は、決して他人事ではない。戦争の不吉な影は、日本にも忍び寄ろうとしている。

  • 写真ロイター/アフロ

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