2少女誘拐で懲役20年判決…37歳男の「醜悪わいせつ暴力行為」 | FRIDAYデジタル

2少女誘拐で懲役20年判決…37歳男の「醜悪わいせつ暴力行為」

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送検時の伊藤被告。法廷では反省した様子は見られなかった

腕組みをして不満そうな表情を浮かべる被告に対し、裁判長は怒気を含んで言い放った。

「不自然な弁解を繰り返し、反省の態度を示していない。相当な長期の刑をもって臨まざるをえません」

3月22日の水戸地裁。中島経太裁判長は、わいせつ誘拐や強制性交などの罪に問われていた栃木県小山市の無職・伊藤仁士被告(37)へ、懲役20年(求刑24年)の判決を言い渡した。伊藤被告は19年に、女子中学生Aさん(当時14)と小学生Bさん(同12)の2少女を誘拐。わいせつ行為を繰り返したとされる。中島裁判長は、「被害者の尊厳を一顧だにしない醜悪な行為」と断じた。

「茨城県内に住むAさんが誘拐されたのは、19年5月です。AさんはSNSに、『イヤなことばっかり。死にたい』などと自殺をほのめかすメッセージを投稿。伊藤被告は相談相手になるような返信をし、自宅に誘い入れたとか。当初、伊藤被告は2階建ての一軒家に母親と2人で暮らしていましたが、事件当時は一人暮らし。母親が祖母の介護のために、家を空けていたんです」(全国紙社会部記者)

顔面を殴り半年間にわたり強制性交

少女たちが監禁された伊藤被告が住んでいた栃木県内の住宅

法廷で検察側が明らかにしたのは、監禁したAさんへの凄惨極まる暴力とわいせつ行為だった。

「検察によると、伊藤被告はこう怒鳴ってAさんの顔面を殴るなどの暴行を繰り返していたそうです。『主従関係がいいのか。対等な夫婦のような関係がいいのか』と。抵抗できなくなったAさんと、半年にわたり強制的な性交。首輪や鎖をつけ、逃げられないようにしていたとか。伊藤被告は、そうした様子をデジタルカメラで撮影。161点にのぼる児童ポルノを作成したとされます」(同前)

2人目の被害者、Bさんの行方がわからなくなったのは19年11月だ。BさんもSNSに「明日死のう」などと投稿。伊藤被告はBさんにメッセージを送り、スマートフォンの電源を切るなどの指示を出し、親族や警察の捜索をかわすようにして自宅に誘ったとされる。

「伊藤被告は、『半年前に来た女の子(Aさん)の話し相手になって』とダイレクトメッセージを送り誘ったそうです。自宅に招き入れると、伊藤被告はBさんからスマホや靴を没収。恐怖を感じたBさんが、近くの交番に駆け込み事件が発覚しました。警察の捜査で、監禁されていたAさんも発見されたんです」(別の全国紙記者)

警察の取り調べや法廷で、伊藤被告は「誘拐しようとしたわけではない」と一貫して否認。弁護側は、2少女を自宅に入れたのは「自殺を止めるため保護したので誘拐ではない」と主張した。しかし――。

「裁判長は、一連の犯行を『確固たる計画にもとづく』と指摘します。『主従関係の下で醜悪な行為が行われた』『陰惨で目をそむけたくなる』と強調。弁護側の主張を退け、『年少の被害者の未熟さにつけ込んだ卑劣な犯行』と、起訴内容を全面的に認めました」(同前)

不満げな表情を浮かべながら退廷した伊藤被告。その姿からは、反省の姿勢はうかがえなかった。

最初の被害少女は半年間にわたり監禁され強制性交させられた
  • 撮影蓮尾真司

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