医師も困惑!コロナワクチンの有効期限が3ヵ月延長されていた | FRIDAYデジタル

医師も困惑!コロナワクチンの有効期限が3ヵ月延長されていた

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
3回目の接種が進められている

「3回目のワクチン追加接種をしたところ、思っていた以上の副反応が出ました。ガタガタいうほどの身体の震えと40度を超える発熱に途中、意識が朦朧となりました。幸い家族が声をかけ続けてくれて、解熱剤を何度か飲ませてくれたので熱は下がりましたが、平熱になったのは接種から2日後でした。

それから2週間ほどずっと体調が悪く、あまりの副反応のつらさに『何かおかしい』と思ってネットで調べてみたら……ワクチンの有効期限が当初の6ヵ月から9ヵ月に延長されていたことを知ったのです」

そう打ち明けるのは都内在住のAさん(50代)だ。2月に3回目のワクチンを接種した後、副反応に苦しめられたという。3回目だけ副反応がひどかったことを不審に思ったAさんは、自分の受けたワクチンのロット番号から有効期限を調べてみた。

「不安は的中というか、私が接種したファイザー社製のワクチンは有効期限が延長されたものでした。生産時の有効期限は2022年2月16日。私が予防接種を受けたのは2月19日です。わずか3日オーバーしただけですから誤差の範囲内だと言う方もいるでしょうけど、あの副反応の強さを考えたら、有効期限の延長と何らかの関係があるのではないかと私は考えました」

Aさんの告白を受け、ワクチンの有効期限について調べてみると、確かに厚生労働省は今年2月にワクチンの有効期限を6ヵ月から9ヵ月に延長する通知を出していた。多くの都道府県のHPが同様の告知をしている。

厚労省からの有効期限延長の通達

医療機関によっては、有効期限延長のシールを張り替えたり、有効期限延長のハンコを押して使用しているというが、はたして本当に安全性に問題がないのか。予防医療研究協会理事長で麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長の苅部淳医師が声を上げる。

「Aさんの副反応の酷さと有効期限の問題に、何らかの因果関係がある可能性があります。ワクチンの期限に関しては、通常の薬品における薬事承認プロセスを受けてないため、全くの未知だと言えるからです。通常の薬は、品質の劣化や異常がないか、しっかりと長期間にわたって検査されます。ところが新型コロナウイルスのワクチンはそのプロセスをすっとばして、いきなり全世界で使用を始めたという背景がありますから」

SNSには、新型コロナワクチンの有効期限延長に対する不安や不信を訴える投稿が散見される。多くの人が不安に感じるのは当然だ。通常なら医薬品の有効期限は厳守されており、患者に投与されることはない。

「ワクチンは体内に直接接種するもので、まだ十分な安全性が確認されていないにも関わらず、周知もないまま国主導で有効期限を延ばしているのは、非常に問題だと思います。子供への接種も推し進めていますが、安全性の確認や有害事象の調査、対策も行っていません。ワクチン接種を検討している方は、しっかりと状況を見据えて接種を選択してほしいと思います」(苅部医師)

ワクチンの大規模接種会場

ワクチン3回目接種率は40%(3月30日現在)とあまり進まんでおらず、有効期限切れのワクチンをなんとか消費しようとしての試みなのだろうか。筆者が3回目の追加接種を終えた人の接種済証に貼られたワクチンの有効期限を調べると、3ヵ月間延長されたものが多数あった。最近では、ワクチン接種シールから有効期限の表示が消えているという。これでは不信感を持たれても仕方がないだろう。

国が有効期限の延長を決定したのは昨年だが、議論を尽くされた形跡も、周知を徹底した形跡もない。厚生労働省は「薬事承認し、安全性や品質に問題はない」としているが、有効期限の問題を事前に知っていたら「接種を見送る」という選択をした人は少なからずいたのではないだろうか。

  • 取材・文吉澤恵理

    薬剤師/医療ジャーナリスト

Photo Gallery4

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事