久慈、和久田、斎藤ちはる…有名女子アナ「卒業&異動」の悲喜交々
エースアナが、4月いっぱいで5年間務めたフジテレビを退社する。
久慈暁子アナ(27)が、フジの「卒業」を発表したのは今年1月のことだ。スポーツ紙などを通じて、次のようなコメントを発表している。
〈気づけば27歳。何か新しいことにチャレンジしてみたいという気持ちが大きくなりました〉
久慈アナは、青山学院大学在学中から注目された存在だった。ファッション誌『non-no』や『旭化成グループキャンペーン』モデルとして活動。17年4月にフジに入社すると、1年目から『めざましテレビ』のスポーツキャスターに抜擢された。19年4月には『めざましどようび』のメインキャスターに史上最年少で就任し、名実ともにフジのエースになったのだ。ところが……。
「『めざましどようび』でメインキャスターになったことで、そのまま横滑りで『めざましテレビ』のメインキャスターに就くかと思われました。しかし昨年3月、メインキャスターに抜擢されたのは久慈アナの1年後輩である井上清華アナです。
これは、久慈アナから井上アナに看板アナの系譜が移ったことを意味します。久慈アナのショックは大きかったはず。これが退社の原因の1つにもなったと考える局員は多いんですよ」(フジ社員)
フジを卒業しフリーになる久慈アナ。今後は、アナウンサー業だけでなくモデルや女優の仕事にも活躍の場を広げそうだ。
「NHKの顔」から担当番組がなくなった背景

「NHKの顔」からは、担当番組がなくなる。
和久田麻由子アナ(33)が、3月いっぱいで『ニュースウォッチ9』を降板。ネット上では「わくまゆロス」に嘆きの声が上がっているのだ。
「4月からは、特集番組の司会やナレーションを担当することになりそうです。何か問題があったワケではありません。少し休養をとってもらいたいという、NHKの意向があるのでしょう。人気の高い和久田アナは、重要番組から引っ張りダコ。『ニュースウォッチ9』だけでなく、東京五輪特集や紅白歌合戦の司会など出ずっぱりでしたから。
和久田アナは19年2月に結婚していますが、多忙からなかなか夫とくつろげる時間がとれないそうです。お相手は、早稲田大学競走部のスター選手。駅伝界きってのイケメンで、11年の箱根駅伝では早大の優勝に大きく貢献しました。大学卒業後は5大商社に入社。和久田アナとは、社会人になってから友人を介して知り合ったそうです」(NHK職員)
もう一人のエース桑子真帆アナ(34)は、報道番組『クローズアップ現代』のキャスターに就任する。
「以前は国谷裕子さんがキャスターを務めていた、NHKの看板番組です。これまでは夜22時からの放送でしたが、4月からはゴールデンタイムの19時30分からに変更。NHKの期待の高さがわかるでしょう。桑子アナも、責任重大です。
桑子アナは、18年2月の平昌五輪で『開会式』を『閉会式』と言い間違えるなどお茶目なタイプ。人懐っこい雰囲気が視聴者に受けてきました。出演していたのは『ブラタモリ』などバラエティ色の濃いものが多かったので、報道番組を担当することで新しい一面が見えるかもしれません」(同前)
悲喜交々のスタートを切る女子アナたち。どんな道を選ぶにせよ、視聴者は応援しています!









撮影:島 颯太 高塚一郎 西 圭介 西﨑進也