レジェンドも脱帽した大谷翔平「開幕前の脅威のバッティング」 | FRIDAYデジタル

レジェンドも脱帽した大谷翔平「開幕前の脅威のバッティング」

メジャーリーグの大投手であるノーラン・ライアン氏も絶賛する大谷の打撃センス

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投打ともにオープン戦で好調を維持する大谷。「1番・投手」での開幕戦出場に向け、調子は上向きだ
投打ともにオープン戦で好調を維持する大谷。「1番・投手」での開幕戦出場に向け、調子は上向きだ

大谷のバットから快音が止まらない。

3月29日(日本時間30日)に行われた『ロッキーズ』とのオープン戦に、1番指名打者で出場した大谷翔平(27)。5回、ノーアウト2塁のチャンスで迎えた第三打席。メジャー通算81勝の右腕ジョーリス・チャシーン(34)の内角148kmのシンカーを左翼席へ運んだ。

「3試合ぶりとなるオープン戦第2号は、内角低めの変化球をすくい上げ、上手くホームランにしました。技ありの一発で、スタンドからは早くも大谷へ向けてMVPコールが響いていました。日本時間で4月8日に行われる開幕戦では1番バッターでの出場が濃厚な大谷。仕上がりは順調です」(スポーツ紙記者)

2年連続のMVP、そして昨年届かなかったホームラン王のタイトルへ、早くも期待が高まっている。メジャーの『シーズン最多奪三振記録』と『通算最多奪三振記録』を持つ、“奪三振王”のノーラン・ライアン氏(75)は、そのバッティングセンスを絶賛する。

「私が思うにホームランには3つの要素が求められます。タイミングの取り方、コンタクトの瞬間に力が100%伝わるようなポジション、そして優れたスイングです。ショウヘイはその3つを高い次元でコントロールできている。特にボールとコンタクトさせるバットの角度が素晴らしい。コンタクトがうまければ、パワーなんていらないんだ」

メジャーリーグでは今シーズンから、先発出場した投手が降板後もDHとして出場できる新ルールが施行される。二刀流の大谷が一番の恩恵を受けるため、現地では通称「大谷ルール」と呼ばれるこの新制度。その導入意義について、ライアン氏が語る。

「100年以上の歴史を持つメジャーリーグに新しいルールを作らせたんだ。ショウヘイは何千何万という選手がプレーしてきた中で、歴史を変えることが許された稀有な選手だと言えるだろう。『新ルール』ができたことはかなりの追い風だ。この新ルールによって打席数が大幅に増えることは、それだけホームラン王になる可能性が高くなる。特に彼の場合は敬遠される率も高いので、打席数が増えることが一番だ。いまのショウヘイなら、全盛期の私だって打たれるだろうね」

『エンゼルス』の大先輩も激賞する大谷のバッティング。初のホームラン王獲得を期待せずにはいられない。

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