ノーラン・ライアンが語る大谷翔平「タイトルダブル獲り」の可能性 | FRIDAYデジタル

ノーラン・ライアンが語る大谷翔平「タイトルダブル獲り」の可能性

伝説の名投手ノーラン・ライアンも太鼓判 ついにメジャーで開幕投手を任された、とどまることを知らない″二刀流″の進化 「オータニルール」導入に「魔球」習得と追い風ムードで迎える新シーズン

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ファンサービスに応じる大谷。今季も体幹トレーニングを中心とした調整メニューで汗を流し、自身がベスト体重と語る102㎏をキープしている(写真:AP/アフロ)

「ケガさえしなければホームラン王も最多勝も可能性は十分あると思う。ショウヘイは今季もサクセスするだろうね」

『エンゼルス』の後輩を手放しで絶賛するのはメジャーの通算最多奪三振記録を持つ名投手ノーラン・ライアン氏(75)だ。

4月7日(日本時間8日)に開幕するメジャーリーグ。昨季、″二刀流″を完遂した大谷翔平(27)は、メジャー5年目のシーズンを「1番・開幕投手」で迎える。ライアン氏は「ショウヘイが昨年を超える成績を残すのは間違いない」と太鼓判を押す。

「期待しているのは新しい球種だ。オープン戦では球速145㎞前後で大きく沈む『魔球』を使っていただろう? 武器であるスプリットに加え、落ちる変化球が2種類に増えれば三振を奪える確率はグッと高くなる。大谷はもともと打者の裏をかく投球にセンスがあるので、新たな武器をうまく使えれば『サイ・ヤング賞』だって夢ではないと思うよ」

しかし、魔球の完全習得にはまだ時間が掛かりそうだ。投手としてメジャーで活躍したマック鈴木氏(46)が明かす。

「メジャーのボールは1球ずつ握った感覚が違うんですよね。縫い目や革の品質が完全に統一できていないから動きが安定しない。新球種はまだテスト段階。実戦で使いながら、シーズンを通じて調整していくと思います。大谷選手は実力だけならすでに『サイ・ヤング賞』を狙えるだけのものを持っている。新たな変化球が完成した暁(あかつき)には、偉大なタイトルが自然と近づいてくるのではないでしょうか」

期待が膨らむのは投球面だけではない。今季から投手が降板後にDHとしてプレーを継続できる新規定が導入される。二刀流の大谷は最大限、この恩恵を受けるため、現地では通称「オータニルール」と呼ばれている。スポーツジャーナリストの友成那智氏が解説する。

「ホームラン王獲得のために重要な要素は打席数の増加です。昨シーズン、大谷はおよそ11.7打席に一本の割合でホームランを打っていました。昨季のホームラン王に輝いたゲレーロJr.(23)が約12.6打席に一本、サルバドール・ペレス(31)が約12.9打席に一本だったことを考えると、驚異的なペースです。昨季登板した23試合で1打席ずつ増えると仮定しても、最低でも2本はホームランが増える計算です。 さらに今年は『オータニルール』に加えてナ・リーグでもDH制が導入されます。これにより交流戦での打席数も増加します。合わせて50打席くらいはホームランの機会が増える。このルール変更は、とても大きい」

バッティングフォームにも変化がある。

「オープン戦を見ると、今年からミート率を高めるためにスイングを少しコンパクトにしています。昨年はメジャートップのホームランの飛距離をたたき出した大谷。特大弾は減るかもしれませんが、ミートを重視したことで、ホームランの本数は増えると思います」(友成氏)

二刀流はどこまで進化するのか?

 

『FRIDAY』2022年4月15日号より

  • 写真AP/アフロ

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