ビロディド「ウクライナ国旗を胸に柔道着姿」ににじむ悲痛な心境
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美しすぎる柔道家で知られる、東京五輪柔道女子48キロ級銅メダリスト、ダリア・ビロディド(ウクライナ)が自身のインスタグラムアカウントで「柔道着姿でピース姿」を公開し話題を呼んでいる。「とてもビューティフルだ」「笑顔が素敵すぎる」「ウクライナの平和を祈る」とファンからは様々なコメントが寄せられた。

ビロディドが公開したのは柔道場での写真だ。胸にウクライナの国旗が入った白の柔道着姿のビロディドは、ピースサインをしている。ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まって以降、連日のようにウクライナの様子をインスタで伝えてきた。日本にいるファンに向けて寄付も呼びかけていた。
ちなみにビロディドの隣にも柔道着の女性がいる。マイリンダ・ケルメンディ。2016年リオ五輪女子52kg級の金メダリストだ。東京五輪を最後に現役引退した。なぜ二人は一緒にいるのだろうか。
「あなたは素晴らしい人で、私の真の友人です。マイリンダ・ケルメンディ、伝説の柔道家で新コーチ」
ケルメンディがビロディドのコーチを務めることになったのだろうか。だとすれば、これは驚きだ。ケルメンディの母国・コソボも長らく紛争が続いた地域。二人は柔道以上にもつながるものがあるのかもしれない。
いずれにせよ、ビロディドの投稿にはどうしても悲壮感がにじんでしまう。早く、ビロディドが柔道だけに集中できるような世の中になってほしい。