筑波大附属高校入学!秋篠宮家・悠仁さまの「厳戒登校スタイル」
ただでさえご学友が少ないなか、「特別待遇」で同級生たちとの間にすでに溝が…… 紺のパーカーにリュックというカジュアルな格好で
東京・文京区にある「付属横坂」。4月11日、かなりの急勾配であるこの坂を、一歩一歩踏みしめながら上っているのは、秋篠宮家の長男・悠仁さま(15)だ。

4月から、悠仁さまはこの坂の名前の由来になったと言われる筑波大学附属高校に進学した。この日は始業式だが、同校は制服がないため、悠仁さまは紺色のパーカーにリュックサックというカジュアルな恰好(かっこう)だった。
しかし、その周囲にはひっそりと「超厳戒」の警備体制が敷かれていた。まず悠仁さまの数m前に2名の私服警官が先導しており、進行方向を警戒している。本人が校門をくぐると、後から次々と警備車両が校内に入っていく。この日確認できただけでも、5台の警備車両、20名近くの護衛らしき警官の姿があった。警官らは始業式の最中も校門付近などで鋭い視線を周囲に放っていた。
「警視庁は’19年のお茶の水女子大附属中学での『刃物事件』の失態から、『二度と事件を起こさせるわけにはいかない』と躍起になっているのです。さらに悠仁さまの入学にあたって、筑附側も警備体制を以前と比べものにならないほど厳重にしました。
防犯カメラの設置や24時間体制で2名の警備員の配備、さらには塀の上に侵入対策として、先のとがった金属製の器具『忍び返し』まで取り付けた。これまで皇族を受け入れた経験がないため、過剰な対策を行ってしまっていると言われています」(全国紙記者)
こうした厳戒警備が続けば、悠仁さまの学校生活にも支障が出る可能性は高い。
静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次氏が話す。
「悠仁さまが入学することによって、学校が悠仁さまを中心に動いていくということになるのではないでしょうか。皇室は国民に寄り添い、ともに歩むというのが原則です。皇族のために周囲がどれだけ気を使い、配慮していくことになるかということを、もう少しお考えになる必要があるのではないかと思います」
悠仁さまの高校生活に、平穏は訪れるのだろうか。

「FRIDAY」2022年4月29日号より
撮影:蓮尾真司