打率1割台、スタメン落ち…巨人・中田「今季も絶不調」ヤバい結末 | FRIDAYデジタル

打率1割台、スタメン落ち…巨人・中田「今季も絶不調」ヤバい結末

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3月15日の中日戦でファーストフライに倒れる中田(画像:共同通信社)
3月15日の中日戦でファーストフライに倒れる中田(画像:共同通信社)

今季の不調を象徴するような場面だった。

4月16日に行われた阪神戦、巨人は1点ビハインドで9回表の攻撃を迎える。無死1塁のチャンスに、打席に入るのは中田翔(31)。だが力ないファーストフライに倒れ、ジャイアンツファンからはタメ息が漏れた。巨人は、前日まで2勝15敗と最下位に沈む阪神にまさかの連敗を喫する。試合後の、原辰徳監督のコメントだ。

「もう少し、全体で打線としてつながらないといけませんね……。活気良くいかないとね」

4月18日時点で、中田の成績は打率.194、2本塁打、12三振。開幕当初は「5番・1塁」として中軸を任されていたが、4月に入りスタメン落ちすることが多くなった。9日のヤクルト戦では、同点の8回無死1、2塁の好機に代打を送られる屈辱を味わっている。

「明らかにタイミングが合っていませんからね。15日の阪神戦では2三振にエラー。原監督としては、毎試合スタメンで使える状態にないという判断でしょう。スタメン落ちや途中交代は、激励を込めた荒治療ですよ。『(古巣)日本ハムのように、調子が悪くても中軸で使うようなことはしない。自分の力で這い上がってこい』という、原監督からのメッセージだと思います」(球団関係者)

「自信しかない」はずが……

中田は今季、順調なスタートを切った。2月のキャンプでは、体重を20kgほど増やしベストの112kgに。オープン戦も好調で、周囲には「今は自信しかない。キャリアハイ(の31本塁打以上)打ちたい」と語っていた。だが……。

「重圧に、呑まれているのかもしれません。シーズンが始まると、巨人の主力選手には強いプレッシャーがかかりますからね。毎試合メディアやファンから注目され、結果を求められる。超人気球団ならではの独特の雰囲気があるんです。

気にかかるのが、中田に代打での起用が多くなったこと。中田は不振でも、毎試合4〜5回バッターボックスに立って感覚を掴み調子をとり戻すタイプです。たった1打席で、原監督の望むような結果を出せるのか疑問が残ります」(同前)

だが、悠長なことは言っていられないようだ。

「日ハムで暴行事件を起こし、周囲の反発を押し切ってまで獲得した選手です。それなのに昨季は期待を裏切り、打率.154、3本塁打という散々な成績。2年連続で結果が出なければ、フロントも黙っていないでしょう。

同じ1塁のライバルでは、中島宏之のスタメン起用が増え、松井秀喜さんと同じ背番号55を与えられた2年目の秋広優人が2軍で打率3割をキープし結果を出しています。このままでは、中田の居場所はなくなってしまう。選手生命が問われる1年になります」(スポーツ紙担当記者)

中田には、もう後がない。再び監督の信頼を得て中軸を任されるには、代打でも結果を出すしかないのだ。

  • 写真共同通信社

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