妹に先を越されても…石田ゆり子「40代で大ブレイク」の特殊背景 | FRIDAYデジタル

妹に先を越されても…石田ゆり子「40代で大ブレイク」の特殊背景

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ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)の撮影合間に子役と談笑する石田ゆり子

母は強しならぬ、“姉は強し”を感じる昨今だ。

広瀬アリス(27)・すず(23)、上白石萌音(24)・萌歌(22)など、女優姉妹の抜きつ抜かれつの切磋琢磨劇が注目を集めている。どちらも最初に妹が大ブレイクを果たし、その陰で姉は腐らず実力を磨き、遅れてやはり大ブレイクを果たした、という構図だ。

実は平成の時代にも、同じく姉による大逆襲劇を演じた人気女優姉妹がいる。このとき一足先にブレイクしていた妹が、女優の石田ひかり(49)だ。今期、今田美桜(25)主演のドラマ『悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)が注目を集めているが、実はこれ、92年に放送された『悪女』(読売テレビ系)の令和版。主演を務めて大好評を博したのが、石田ひかりだったのである。

その石田ひかりの姉と言えば、こちらも大人気の女優・石田ゆり子(52)だ。『逃げるは恥だが役に立つ』(16年/TBS系)で、新垣結衣演じる主人公のキュートな伯母・ゆりちゃんを好演し、「奇跡の40代」と遅咲きの大ブレイクを果たした。今や女優として引っ張りだこなだけでなく、エッセイを出せば20万部超えのベストセラーとなるなど、その生き方も強く支持されている。

主演ドラマが視聴率36%超!

そんな石田ゆり子だが、実は20代の頃は妹・ひかりの影で、思ったような活躍ができずにいたことも。当時をよく知る芸能記者、ライターたちによると、その頃の妹・ひかりの勢いはとにかく凄まじかったという。

「彼女が初めて連ドラの主演を務めたのが、今期、今田美桜が再演している『悪女』です。まだまだ女性の地位が高くなかった当時の商社で、『過労死するまで頑張ります!』と空気を読まずに仕事に恋に猛進するOL・田中麻理鈴を演じたのですが、これがとにかく可愛くて魅力的だったのです。

ドラマは大ヒットし、ひかりはその後NHK朝ドラ『ひらり』(92年後期)のヒロインに抜擢。こちらも平均視聴率36.9%と驚異的な数字をたたき出し、その後はキムタクの飛躍作品となった『あすなろ白書』(93年/フジテレビ系)など、全盛期だったフジテレビの連ドラで次々と主演を務め、押しも押されもせぬ若手ナンバーワン女優となりました」(芸能記者)

石田ひかりと同い年だというライターは、当時の「姉妹格差」を次のように語る。

「その頃のゆり子さんは、主演やヒロインではないものの、脇役で堅実に活動していた感じ。正直、お姉さんのほうがオーラがあるという声は多かったものの、妹・ひかりさんは溌剌とした印象で、老若男女全てから支持を得たんです。

若いときのゆり子さんはかなりフェミニンな雰囲気で。性格も、今ではしっかりと自分を持っているという印象ですが、当時はそれがちょっとキツそうに見られていました。そんな時代との相性の悪さもあって、“石田ひかりの姉”という肩書きからなかなか脱却できずにいましたね」

では潮目が変わったのはいつなのだろうか? 石田ゆり子といえば『逃げ恥』のゆりちゃんのイメージが強いが、実はその前から、彼女が大ブレイクする兆しは表れていたという。

「たしか30歳前後の頃に、ゆり子さんはそれまでのロングヘアから一気にショートヘアへとバッサリ髪を切ったんです。これが思いの他似合っていて、イメージが劇的に変わった。それまでの、どちらかというとしっとりした雰囲気から、柔らかいけれども芯がある、という今の魅力が開花したんです。

そのあたりから、話題作で鍵となる人物を演じて爪痕を残すようになった。着実に評価を積み上げていき、満を持して『逃げ恥』でブレイクした、という印象です」

一方、妹のひかりは30歳を前に結婚。それと同時に神戸に移住したこともあって、この時期は女優活動が激減する。そして気づけば姉は、“石田ひかりの姉”でも“石田姉妹”でもなく、女優・石田ゆり子として完全に自立していた。

「でも今回の『悪女』では、妹のひかりさんが再び登場することが話題になっています。もともとひかりさんが大ブレイクしたのは、その可愛さだけでなく抜群の演技力があったから。妹による再巻き返し、なんてこともあるかもしれませんね」(前出のライター)

姉妹というのは、何歳になってもきっと最高のライバルなのだろう。

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

  • 撮影近藤裕介

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