野党大統領誕生で与党へ報復…文在寅「予想される悲惨な末路」 | FRIDAYデジタル

野党大統領誕生で与党へ報復…文在寅「予想される悲惨な末路」

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「3・1独立運動」記念式典に黒い民族衣装で登場した文氏。大統領退任後は厳しい局面に(画像:ロイター/アフロ)

人生を壊され死刑宣告に等しい。これで満足しましたか〉

フェイスブックに皮肉たっぷりの投稿をしたのは、韓国の元法相・曺国(チョ・グク)氏だ。曺氏は文在寅大統領の最側近で、青瓦台(大統領府)の民情首席秘書官などを歴任。政府の中枢にいた要人が、怒りの投稿をした理由とは――

「曺氏の娘Aさんが、釜山大学医学部大学院と高麗大学生命科学部への入学を取り消されたからです。Aさんは、高校2年生の時にたった2週間、医師のインターン活動をしただけで大韓病理学会の論文に第一著者(筆頭研究者)と認定されました。権威ある学会の論文です。通常では考えられません。

この『実績』により高麗大学生命科学部に無試験で入学。奨学金まで得て釜山大学医学専門大学院へ進学したんです。さらに母親が高麗大学総長からの表彰状を偽造し、釜山大学院の入試で提出したとされます。野党などの追及で偽造が発覚し母親は逮捕。今年1月に大法院(最高裁)で懲役4年の判決が確定しました。こうした一連の不祥事により4月7日、Aさんの入学取り消しが正式発表されたんです」(韓国紙記者)

与党要人へのペナルティは、曺氏の娘だけではない。

「大統領選に出馬した李在明(イ・ジェミョン)氏の夫人・金恵景(キム・ヘギョン)氏も、警察の捜査対象になっています。李氏が西部・京畿道知事を務めていた10年から18年の間、公務用のクレジットカードを私的に使用。高級料理店での食事などに使ったとされるんです。4月4日には、京畿道庁が警察の家宅捜査を受けました」(同前)

15人が逮捕されながら公判が進まない理由

相次ぐ与党受難の背景には、大統領選で勝利した野党側の思惑がある。5月から大統領になる尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏が、与党への攻勢を強めているのだ。本丸は、現大統領の文在寅氏だという。『大韓金融新聞』の東京支局長・金賢(キム・ヒョン)氏が語る。

「文氏には、蔚山市長選をめぐる不正疑惑があるんです。ソウル中央地検は20年1月、与党要人を次々に起訴しました。市長選に当選したのは、文在寅大統領の『30年来の友人』とされた人物。選挙には、多くの政府、与党関係者が不当介入したといわれています。

当選した宋哲鎬(ソン・チョルホ)蔚山市長、元政務首席秘書官、元民情秘書官ら13人が、公職選挙法違反で在宅起訴されました。21年4月には、さらに2人を追加起訴。この事件で逮捕された要人は、15人にのぼります」

蔚山市長選挙介入事件は、文在寅政権下で起きた最も重大な不正疑惑だ。だが、公判は遅々として進んでいない。起訴から2年以上が経ちながら、1審判決がいつになるのか見通しすら立っていないのである。金氏が続ける。

「最大の理由は、野党側の検事総長と対立した当時の法相が、担当検事らを大量に左遷して捜査を妨害したことです。妨害された検事総長こそ、新大統領の尹氏です。その尹氏が大統領選で勝ったことで、状況は一変しました。捜査は一気に進展する可能性がある。関与が明らかになれば、文在寅大統領の逮捕もありえます」

文氏は、間もなく大統領の座を離れる。その後は、悲惨な末路が待っているかもしれない。

  • 写真ロイター/アフロ

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