「お宝鑑定団」鑑定士も参戦!熱気漂うミニカーブーム最前線 | FRIDAYデジタル

「お宝鑑定団」鑑定士も参戦!熱気漂うミニカーブーム最前線

日本最大級のミニカー&プラモデルの祭典が今年も開催。自動車生活ジャーナリストの加藤久美子氏が、その魅力を徹底取材する

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日本最大級のイベント『ワンダーランドマーケット』。開場と同時に訪れた来場者でごった返していた

コロナ禍の新たな趣味として密かに注目を集めているレトロホビーがある。それは「ミニカー」だ。

巣籠り需要としてはもちろん、近年はミニカー所有者の高齢化が進み、資産整理でプレミアレトロミニカーを手放す人も増え、市場はかつてないほど活況だという。

そこで筆者は4月に開催されたミニカーの国内最大級のイベントである『ワンダーランドマーケット』(通称:ワンダー)に参加。その熱気を肌で感じてみた。『開運なんでも鑑定団』(テレビ東京)の鑑定士としてもおなじみの宇野規久男氏が経営するアンティークトイショップ『元町サンセット』が主催するイベントで、年3回行われている。その歴史は古く、今年で110回を記録。第1回開催はなんと1981年だ。

ミニカーやプラモデルが大量に並ぶ姿は圧巻だ

会場は横浜・山下公園に面した『横浜産貿ホール』。一般入場は午前10時だが、筆者が会場に到着した午前9時頃にはすでに大勢の人が並んで整理券が配られていた。

会場に入ると、所狭しとミニカーやプラモデル、アンティークトイや古いクルマのカタログや雑誌、ポスター、雑貨などが販売されている。絶版トミカや限定の『ホットウィール』には数万円の値札が付けられている、ざっと見た中で一番高額だったのはドイツで仕入れたという日産フェアレディZのミニカーで9万円の値段が付けられていた。

イベントで見かけた中では一番の高額品だったフェアレディZ。過去には最高額40万円で売買された商品もあるという

多数のプラモデルを販売していた出展者が語る。

「断捨離をしたいからと80代の友人から預かったプラモデル約2000台の一部を今回、ワンダーに持ち込みました。長年コレクションされてきたのか、貴重なものばかりで驚きました」

2000個のうち100個程度を持ち込んだそうだが、一般開場前にかなりの数が販売されており、お宝プラモデルの山はブースを通るたびに少なくなっていき、お昼前には数個を残すのみとなっていた。

来場していた北原照久氏(右)と主催者の宇野規久男氏。ともに『お宝鑑定団』でおなじみの鑑定士コンビでもある。宇野氏いわく「ワンダーの魅力は出展者の質もお客さんの質も、そして販売されるおもちゃの質も良いこと」だそう

会場には世界屈指のおもちゃコレクターである北原照久氏の姿も見えた。聞けば第1回から参加しているという。

「41年前に開催された初回からほぼ毎回参加しています。以前から主催者の宇野さんとはお付き合いがありましてね。僕自身、おもちゃ関係は幅広くコレクションをしているので、ワンダーは年3回のお楽しみです。まだまだ持ってないおもちゃやミニカーはたくさんありますよ(笑)。ワンダーでは毎回、何かしら掘り出し物やずっとほしかった物に出会えるので、ホントに楽しみです」

コレクター歴30年という千葉県から来た男性は、ワンダーの楽しみ方をこう語る。

「お宝に出会うためにはやはり朝いちばんに来ることですね。お店によってはワンダーで販売するミニカーを事前に告知するところもあります。ミニカー仲間と会えるのもやはり朝がいいですね。常連さんたちは、朝早めの時間はお宝さがし、午後はお買い得品探しを楽しむパターンが多いですね」

11時を過ぎると早くも値引きをするショップが目立ってきた。午前中は3000円だったミニカーが半額の1500円になっていたり、1台500円のミニカーが300円に値下げされていたり。前回訪れた時には通常3000円~4000円する1/64ミニカーが午後には1000円で販売されていた。15時過ぎると多くの店が片付けを始め、夕方には大盛況のうちにイベントが終了した。

次回のイベントは7月にも開催予定。懐かしいミニカーに再会したい方や新たな趣味を探している方は、一度足を運んでみてもいいかもしれない。

  • 取材・文・写真加藤久美子

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