市川海老蔵 小林麻耶への「反論インタビュー」が逆効果だったワケ | FRIDAYデジタル

市川海老蔵 小林麻耶への「反論インタビュー」が逆効果だったワケ

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義姉・小林麻耶からの“口撃”に、ついに沈黙を破った市川海老蔵。だが、彼女の主張を覆すほどでもなく…
義姉・小林麻耶からの“口撃”に、ついに沈黙を破った市川海老蔵。だが、彼女の主張を覆すほどでもなく…

市川海老蔵の告白で事態は収拾に向かうのか――。

小林麻耶の一連の告発に沈黙を貫いていた海老蔵だったが、ここにきてようやく重い口を開いた。

『週刊文春』(4月28日号)の目次に踊った『墓場まで持っていくつもりでした』という文字。墓場まで持っていく話と聞くと、相当ショッキングな内容だと思うのだが、同誌の直撃を受けた海老蔵の告白は130分に及んだ。

麻耶は海老蔵と相談し、離婚したことを公表しないと決めたのに、その海老蔵がブログで離婚していたことを示唆してしまったことで立腹。抑えていた怒りに火がついてしまったようだ。元夫(その後復縁)・國光吟氏のYouTubeチャンネルに登場して始まった海老蔵への“口撃”は驚きの連続だった。

しかも同時期、『女性セブン』(4月7・14日号)に『「SNSパパ活」乱倫の多重交際』なんて記事が出てしまったことで、“イクメン”海老蔵の好感度はダダ下がり。その後も麻耶の口撃は止まず、追い打ちをかけるように同誌(4月21日号)では『海老蔵「麻央さん思い出の家」に泊まらせた2人の女』、翌週号(4月28日号)では『海老蔵が心酔する「黒い呪術師」』とネガティブ報道が続いていることで、延び延びになっていた襲名披露興行の開催までも危ぶむ声が出ている。

窮地に立たされた海老蔵だったが、麻耶が『神田沙也加ちゃんからの御霊言』というタイトルの記事を公開したり、あたかも天国から届いたような『麻央さんからの手紙』を紹介するなどスピリチュアルな発言を始めたことで、流れが変わることになった。

「麻耶さんの言っていることをどこまで信じたらいいものなのか、わからなくなりました。となると、海老蔵さんについて告発していることもどこまで本当なのか怪しいと感じる人も増えて、結果、海老蔵さんには有利な方向に傾いたといえるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

これ幸いと海老蔵はそのままスルーし続けるだろうと思っていたら、意外なことに麻耶に謝罪の連絡を入れたというのだ。麻耶がブログで明らかにしたのだが、しかも海老蔵の告白によれば麻耶に謝罪の連絡をした翌日に、二人は対面していたという。

「現場には麻耶と國光氏、そして國光氏の知人の3人がいて、話し合いは夜10時半ころから翌朝まで実に6時間にも及んだといいます。それだけの時間をかけたからには和解に至ったと思われましたが、麻耶さんは再び海老蔵さんを口撃し始めました。さらに矛先は実母にも向けられました」(前出・スポーツ紙記者)

謝罪も長時間の話し合いも徒労に終わったようだ。そして『文春』での告白が麻耶を刺激してしまったのか、しばらく鳴りを潜めていた“口撃”が再開されることに。20日深夜に投稿されたブログは『洗脳解けますように』というタイトルで《事務所との話し合いの結果をこちらに何も連絡せずに、週刊誌のインタビューを受ける。カモフラージュですか?》と厳しく批判。

また翌日朝4時に投稿されたブログでは、《腑が煮えくりかえる》と冒頭で綴っていて、件の離婚をほのめかしたブログ投稿についても

《私たちは、おかえり、のブログに関して、直接頭を下げて謝罪してもらっていません。》

と依然として怒りは収まっていないようなのだ。

「会見を開いたりしたら、宣戦布告みたいになっちゃいますからね。週刊誌で告白したのは、騒動を早く収束させるにはこれしかないと思ったからでしょう。謝罪しても摩耶さんの口撃は止まらないし、反論して摩耶さんの発言を否定しなければイメージは払拭できません。このままでは襲名披露興行にも影響が出てきます。後援者も呆れていた、女性誌で立て続けに報じられた“多重交際”についても弁解したかったのでしょう。

ただ『文春』の告白で麻耶さんの言っていたことがほぼほぼ事実だとわかってしまい、肝心なところでは言葉を濁しているところも見られましたから、ちょっと墓穴を掘ってしまったような感があります。もう少し時間を置くか沈黙を貫いていたほうが良かったような気がします」(歌舞伎関係者)

記事を読んでも、“墓場に持っていく”ようなショッキングな話を見つけることはなく、麻耶の主張を覆すほどでもなかった。逆に彼女の怒りを再燃させてしまい、結局騒動を収束させることができなかったとなると、この『告白』は墓場に持っていったほうが良かったのでは――。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO西 圭介

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