ディレクター&放送作家が激論!「今使いたい女子アナグランプリ」 | FRIDAYデジタル

ディレクター&放送作家が激論!「今使いたい女子アナグランプリ」

裏話満載の覆面座談会 上沼恵美子と重なる田中みな実/結婚で再加速した鷲見玲奈/新井恵理那の意外な弱点/ 川田裕美と水卜麻美が愛される理由/次世代を担う日比麻音子と岩田絵里奈ほか

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『アメトーーク!』(テレ朝系)の企画「運動神経悪い芸人」での川田アナのスキップは老若男女問わず人気

春はテレビ業界にとっても卒業の季節だ。日本テレビのエースアナウンサー、桝太一アナ(40)、『報道ステーション』の顔だった富川悠太アナ(45)に加え、フジテレビの久慈暁子アナ(27)と久代萌美アナ(32)も社を去ることになった。

「注目すべきは、桝さんと富川さんは別業種に転職するということ。少し前まではフリーアナウンサーになれば年収が10倍になると言われていましたが、各局の主力クラスが続々とフリーになった影響で完全に飽和状態。熾烈な椅子取りゲームが行われています。生き残れなければ『過去の人』の烙印を押されかねない厳しい状況です」(キー局ディレクター)

テレビマンがホンネで「使いたい」と思うアナウンサーは誰なのか。今回、キャスティング提案を行っているディレクターや放送作家3人に集まってもらい、赤裸々な意見を聞いた。

見事な”キャラ変”

30代ディレクターA「フリーアナで最も成功しているのは田中みな実アナ(35)でしょう。先日、『自分の番組の食事会なのに、主賓の田中アナが”エステに行く時間なので”と一番に帰った』というエピソードが話題になっていましたけど、すごくわかります。彼女は本物のプロなんです。玄関を出た瞬間から『田中みな実』になる。素顔は決して見せない」

30代放送作家B「実力もあるし、売れていて凄いと思うけど、『あざとい』とか『美』の印象が強すぎて、そちらに寄せた企画しかハマらないというか」

40代プロデューサーC「女子アナ枠ではないよね。今更、サブとして大御所に付くような仕事はお願いしにくい」

「田中さんは局アナ時代に『ぶりっ子キャラを維持できるのか?』って言われ続けていましたけど、見事に”キャラ変”しました。かわいい後輩キャラから、頼れる先輩姉御肌になりつつある」

「”キャラ変”し続けて、最後は上沼恵美子さんぐらいの大御所になると俺は見ているよ。冠番組を持って、タレントにビシ! バシ!! モノを言う感じの」

「新井恵理那アナ(32)はどうですか」

「新井さんのよさは、究極のおやじ転がしができるところ。コワモテの大物俳優がゲストで来るときによく『キャピキャピした子がいたほうが場が和む』と新井さんがキャスティングされていました。で、バカなふりをして視聴者が気になる質問を大御所にぶつける。『すご〜い』とヨイショしつつ、制作陣が『ここだけは突っ込んで!』というポイントは外さない。ありがたい存在です」

「会議で彼女の名前を挙げるのは男性ばかりというイメージがありますね」

「そう、男性に好かれる反面、彼女は女性視聴者――とくに主婦層のウケがイマイチなんだよ。あと、ちょっと売れすぎちゃって既視感が強いのも難点。他の番組と差別化しづらくなっている」

「鷲見玲奈(すみれいな)アナ(31)の勢いは衰えませんね。彼女もテレビ東京時代に上司との不倫疑惑報道があったりして、女性視聴者ウケは良くなさそうですが」

「ルックスもスタイルもフェロモンが溢(あふ)れていて、たしかに女性視聴者のウケは良くなかった。自分の好きな俳優さんとかアイドルと鷲見アナが共演すると『誘惑されちゃう』と心配になるのか、Twitterや番組のコメント欄が荒れるんだよね。でも今年1月にパイロットと結婚して、潮目が変わった。女性たちが敵対視しなくなって再加速した」

「確かにキャラをうまく逆回収しているな〜って思いますね。勝ち気な面を引っ込めて『実は男に尽くすタイプなんです』とアナウンスしてみたり。真価を問われるのはこれからですね」

「鷲見アナの親友の宇垣美里アナ(31)も、TBS時代にジャニーズタレントと撮られたりして、女性から敵視されている部分はあると思う。鷲見アナみたいに結婚すれば、視聴者の見方も変わるかも。田中みな実アナの『美』のように、特技をアピールできたら、ブレイクする可能性はある。マンガに詳しいみたいだし」

「ただ、フリーアナで誰を一番使いたいかと聞かれたら、迷わず川田裕美アナ(38)と答えますね」

B&C「間違いない」

「川田アナの最大の武器は本物の庶民派であるということ。庶民派でいるって世間一般が考えるよりずっと難しい。どれだけ気をつけても、たった一つ言葉を間違えただけで女子アナは『庶民派のフリして、実は視聴者を下に見ている』と叩かれてしまう。川田さんはいい意味で『普通』の感覚がずっと残っている」

「大物MCの宮根誠司アナ(58)におもねることなく、ズバズバ物申すところは見ていて爽快。その一方で運動音痴とポンコツな面もあって親しみやすい」

「キャスティング会議で女子アナの名前が出ると、男性陣か女性陣かどちらかが嫌な顔をするケースが多いのですが、川田アナは誰からも文句が出ない」

「フリーアナウンサーに求められる要素はタレント受けがいいことと、コスパの良さ。局アナはタダで使えるけど、フリーアナウンサーはギャラが発生する。具体的には、発言がネット記事になるかどうか。記事になれば番組名が拡散されるから、ギャラが広告費代わりになると我々は考える。アナウンサーにSNSとの親和性が問われる時代になったよね。

特に局アナに求められるのは、言葉の説得力や仕切る能力。トークが盛り上がって、カオス状態になっても果敢に切り込んで次のネタに持っていく。フジテレビ時代の加藤綾子アナ(36)がもてはやされたのは美貌に加えて、切り込みがうまかったから」

「あと、これはここ数年の傾向だと思いますけど、川田アナの運動音痴の話みたいに、自分の不得手なことを前向きにアナウンスできるかどうかも大事ですね。フジテレビの全盛期は、美人で賢くて、お笑いセンスもある完璧な女性が求められていましたけど、いまは違う。ポンコツだったり、天然だったり、とにかくバズることを言えるかどうか。カトパンがフリーになって伸び悩んでいるのは、完璧すぎてスキがないからかも」

「もっと言うと、令和のアナウンサーは庶民派かキャラ系かの二極化が進んでいると思う。フリーの庶民派トップが川田アナなら、局アナの庶民派トップは日本テレビの水卜(みうら)麻美アナ(35)。水卜アナはスタッフの評判もすごくよくて、みんなが一緒に仕事をしたがる。どんな大御所でも転がせる能力がある一方で、大食いというコミカルな要素を持っているのも、主婦層にはウケがいい」

「田中アナのTBS時代の同期、江藤愛アナ(36)は『THE TIME,』と『ひるおび』という朝と昼の帯番組を掛け持ちする大エースになっています。『自分が、自分が』と出しゃばらないのが、彼女のいいところ。いつもスタジオの端でニコニコしているんですが、引いて見ているぶん、視野が広く、細かいことによく気づき、MCをさりげなくフォローできる。謙虚な賢妻タイプ」

「キャラ系の2トップはフリーが田中アナ、局アナはテレビ朝日の弘中綾香アナ(31)でしょうね。その二人がMCを務める『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のキラキラ感は秀逸。ぶりっ子もできて、ブラックなことも言えて、芸人をあしらうこともできる。バラエティでは弘中アナが業界トップでしょう」

「うまくキャラ変できれば最強だね」

ここ数年は女優活動に注力している田中アナ。写真は映画撮影時のロケ
鷲見アナはバラエティにグラビアにと大活躍。4月から『ズームイン!!サタデー』(日テレ系)の総合司会に抜擢
フリー転向後、アナウンサーとしての稼働がほとんどない宇垣アナ。趣味のマンガ&コスプレを活かせるか
日テレの要職にあった水卜アナ(左)と桝アナ。桝アナは同志社大ハリス理化学研究所専任研究所員に転職
テレ朝のエース、弘中アナ。SNSのフォロワーは100万人を超え、写真集とフォトエッセイを相次いで出版
“ポスト水卜”として期待される次期エース候補の岩田アナ。’21年から『スッキリ』(日テレ系)のMCに就任
新人ながら入社早々、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレ朝系)を任された斎藤アナだったが、3年で降板に

『FRIDAY』2022年5月6・13日号

  • PHOTO川上孝夫(川田) 島 颯太(宇垣) 堀田 咲(鷲見) 近藤裕介(田中) 足立百合(水卜と桝) 山田宏次郎(岩田) 高塚一郎(斎藤)

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