震えを抑えるプーチンの「健康不安」がもたらす戦慄の今後 | FRIDAYデジタル

震えを抑えるプーチンの「健康不安」がもたらす戦慄の今後

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4月21日にショイグ国防相と会談したプーチン大統領(左)。机を強く握り不自然な体勢で座っていた(画像:時事通信社)

違和感の残る映像だった。

4月21日にセルゲイ・ショイグ国防相と会談した、ロシアのプーチン大統領(69)。公開された12分間の動画では、右手で机の角を握り続け脚を終始揺らしていたのだ。ロシア情勢に詳しい、筑波学院大学の中村逸郎教授が話す。

「背筋が硬直し姿勢が悪く、体調が悪そうな印象を受けました。机の角を強く握ることで、震えを抑えていたようです。プーチン氏は6年ほど前から、自身の行動を制御できない病気を患っていると言われます。悪化する症状を、ガマンしていたのではないでしょうか」

このところ、プーチン大統領の体調を不安視する情報が多く流れている。4月3日にはロシアの独立系メディア『プロエクト』が、南部ソチにあるプーチン大統領の大宮殿を甲状腺の専門医がたびたび訪れたと報道。16年から20年の4年間で35回訪問し、宮殿内で161日過ごしたという。昨年9月、一時期プーチン大統領が公の場から姿を消した際には甲状腺がんの手術を受けたのではないかとも報じている。

身体を左右に大きく揺らし……

前出の中村教授が続ける。

今年2月にベラルーシのルカシェンコ大統領と会談した時も、体調が悪そうでした。プーチン氏は手をグルリと回し、イスの肘掛を強く握り締めていたんです。つま先を激しく動かし、明らかに落ち着きがなかった。

3月に地方の官僚たちとオンラインで話し合った時も、挙動が不自然でした。背筋を伸ばし、身体を大きく左右に揺らしていた。堂々とした態度で公の場に現れていたこれまでと比較すると、違和感しか残りません」

プーチン大統領の健康不安説は、混迷するウクライナ情勢にも影響している。狙うのは5月9日の「対独戦勝記念日」での勝利宣言。「ネオナチ」とみなすウクライナを打ち破ることで、第2の勝どきをあげようと目論んでいるのだ。だが……。

「現在のところ明確な戦果を得るどころか、苦戦を強いられています。首都キーウ制圧を断念し、黒海艦隊の旗艦『モスクワ』を撃沈されてしまった。焦ったプーチン氏が、手段を選ばず暴挙に出る可能性は十分あります。化学兵器や核ミサイルの危険は、日に日に高まっているんです。

プーチン氏が焦るもう一つの理由が、体調の不安です。プーチン氏は今年で70歳になります。男性の平均寿命が65歳ほどのロシアでは、高齢の部類でしょう。心身両面の衰えが如実になり将来を悲観したプーチン氏が、早く結果を出そうと考えてもおかしくありません。

プーチン氏の目標は、西側諸国を一掃し偉大なるロシアを復活させることです。米国をはじめとするNATOとの、核兵器の使用を含めた全面戦争に乗り出す危険性があります」(中村教授)

プーチン大統領の身体に、何かしらの異変が起きているのは間違いなさそうだ。その異変が、独裁的指導者の判断に悪い影響を及ぼしていることも――。

  • 写真時事通信社

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