地下格闘技界のスター選手が「渋谷1億円強盗事件」の首謀者!

リングネーム「将軍」・田沢寛之容疑者のファイトスタイル

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勝っても負けても必ずKO決着をする田沢容疑者(中央)は、地下格闘技界で絶大な人気を誇った

「『将軍』は地下格闘技界のスター選手でした。『侍』という団体を作って地元の半グレを集め、カリスマとして慕われていた。ファイトスタイル? 完全に喧嘩ですわ。総合格闘技の選手なのに、『寝技なんて練習したことがない』と豪語し、毎回、ぶん殴り合いばかりしてました」(田沢容疑者の知人)

今年1月、渋谷区の路上で40代の会社経営者が暴行された上、クルマに監禁され、自宅から1億円相当の現金や貴金属を強奪されるという巨額強盗事件が発生。実行犯3人に指示を出していたとされる首謀者・田沢寛之容疑者(37)が、11月中旬、事件から約10ヵ月が経ってようやく逮捕された。

「被害者はクルマで帰宅際を狙われ、鉄パイプでボコボコにされました。盗まれたのは、現金約4000万円のほか、5000万円相当の『オーデマ・ピゲ』という高級時計。実行犯の3人は夏までに逮捕・起訴されていましたが、指示役の田沢は逃亡を続けていた。被害者と田沢は面識があり、田沢はカネ持ちであることに目をつけて犯行に及んだと見られています」(全国紙警視庁担当記者)

鉄パイプで襲いかかるとは何とも恐ろしいが、「将軍」のリングネームで地下格闘技界を席巻(せっけん)した田沢容疑者からすれば、襲撃は珍しいことではなかったようだ。

「田沢が所属していた地下格闘技団体はホントにメチャクチャだった。毎回、乱闘ですよ。それもリングの上じゃなく、観客席や会場外で敵対組織同士が武器を持って大喧嘩を繰り広げるんです。怪我じゃすまないケースも多発。当然、会場は借りられなくなり、数年前に団体も消滅してしまいました」(田沢容疑者を知る元地下格闘家)

地下格闘家として活動していた頃は、月に2度という異常なハイペースで試合を繰り返していた田沢容疑者。だが、ファイトマネーでは決してありえないような羽振りの良さだったという。

「都内の豪華なタワーマンションに住んで、毎日のように六本木や歌舞伎町で仲間を集めて飲み会を開いていた。試合の前日も深夜まで酒を飲みまくり、直前にサウナで酒を抜いてから会場入りしてました。地下格闘技の安いギャラであんな生活ができるわけがなく、本業はタタキ(強盗)だと事件前から噂されていた。仲間の半グレたちも、格闘技経験はまったくない奴ばかりだったから、タタキの手下として集めていたんでしょう」(前出・田沢容疑者の知人)

警視庁は事件発生直後から、田沢容疑者を首謀者としてマーク。しかしそれでも、10ヵ月もの間捕まらなかったのは、手下たちに匿(かくま)われていたからだという。

「北関東を中心に、半グレの家や名ばかりの道場を転々としていたみたいです。ただ、どうやら最後はカネの配分で揉めていたらしい。それが原因で警察に半グレ仲間から情報が入って御用となった」(前出・警視庁担当記者)

「将軍」と呼ばれていたものの、1億円もの大金を捌(さば)ける器ではなく、手下の反乱は防げなかったようだ。

強盗事件の犯行現場となった渋谷区の路上。被害者の会社経営者は、殴られて鼻の骨を折る重傷を負った
「将軍」こと田沢容疑者(右)。闘うことが心底好きで、骨折しながらリングに上がったことも
  • 撮影結束武郎(事件現場)写真Facebookより(リング上の画像)

Photo Gallary3

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