「プーチンの愛人」カバエワが強烈な制裁を逃れた意外な理由 | FRIDAYデジタル

「プーチンの愛人」カバエワが強烈な制裁を逃れた意外な理由

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プーチン大統領とカバエワ氏。01年6月撮影(画像:AFP/アフロ)

〈彼女を制裁対象のリストに加える予定だったが、保留となった。米国とロシアの緊張を高める恐れがあり、プーチン大統領が攻撃的な対応をする危険があるからだ〉

4月24日、米紙『ウォールストリート・ジャーナル』はこう報じた。米国の制裁対象から外れた〈彼女〉とは、04年8月のアテネ五輪新体操女子金メダリストのアリーナ・カバエワ氏(38)のこと。プーチン大統領の愛人といわれる女性だ。

「08年4月にロシアのタブロイド紙『モスコフスキー・コレスポンデント』が、プーチン大統領とカバエワ氏は男女関係にあると報じました。プーチン大統領は関係を否定していますが、2人きりでいるところをたびたび目撃されています。『大統領の忠実な部下』を自認するカバエワは、09年12月に父親を明らかにしないまま男児を出産。プーチン大統領との間には、少なくとも3人の子どもがいると言われているんです」(全国紙国際部記者)

プーチン大統領の寵愛のためか、カバエワは08年2月に現役引退後、ロシア下院選挙に出馬し当選。14年2月に行われたソチ五輪広報責任者や、メディアを牛耳る「国家報道グループ」の総帥を歴任している。

「カバエワ氏は子どもたちと一緒に、中立国スイスで暮らしていると言われます。4月23日には、ロシアの首都モスクワで行われた軍の礼賛イベントに参加。カバエワ氏が公の場に姿を見せるのは、珍しいことです」(同前)

特別視されるワケ

現役時代のカバエワ氏の演技

カバエワ氏が、プーチン大統領にかなり近い人物であることは間違いない。そのため、冒頭で紹介した通り米国当局が制裁対象に加えることを検討したのだろう。

「不可解なのは、対象から外れたことです。米メディアは『プーチン大統領が攻撃的な対応をする危険があるから』としていますが、なぜカバエワ氏が特別扱いされたのでしょう。プーチン大統領には、13年6月に離婚した前妻との間に2人の娘がいます。彼女たちの資産は凍結されている。娘たちの措置に対して、プーチン大統領が攻撃的になってもおかしくありません」(同前)

米国政府が、カバエワ氏を気遣った理由はなんだろう。ロシア情勢に詳しい、筑波学院大学の中村逸郎教授が推測する。

「カバエワ氏との間にいる、男児の影響が大きいと思います。プーチン大統領の野望は、自身の王朝を築き偉大なロシアを復活させること。カバエワ氏が生んだ息子は、プーチン大統領にとって後継となるかけがえのない存在なんです。

後10年は自分が大統領としてがんばり、息子にバトンを渡そうと考えているのでしょう。カバエワ氏を制裁対象にすれば、家族の生活は困窮します。米国政府は、プーチン大統領の過剰反応を恐れたのだと思います」

「大統領の後継者」がいる限り、カバエワ氏の身は安泰のようだ。

現役時代のカバエワ氏の演技
カバエワ氏はモデルとしても活躍している
  • 写真AFP/アフロ Shutterstock/アフロ

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