『ちむどんどん』でも好演!川口春奈の人気が急上昇した納得の背景 | FRIDAYデジタル

『ちむどんどん』でも好演!川口春奈の人気が急上昇した納得の背景

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NHK朝ドラ『ちむどんどん』でも好演を見せる川口春奈

好調なスタートを切ったNHK朝ドラ『ちむどんどん』。3週目に入り、いよいよ大人になった主人公たちが登場してきた。

物語は、沖縄県のやんばる地域に生まれ育った暢子(黒島結菜、25)が、沖縄料理を通じてシェフを目指し、やがて東京で沖縄料理の店を開くというもの。暢子の母と3人の兄姉妹との絆もドラマの見どころだ。

その仲良しきょうだいの中で注目を集めているのが、暢子の姉で小学校教師の良子。高校時代から「マドンナ」と呼ばれ、赴任先の小学校にはファンクラブもあると言われる美貌の持ち主。SNSでも良子に関するコメントが飛び交っており、現在のところ、ヒロイン以上に話題となっているほど。

そんなマドンナ・良子を演じているのが、昨今、人気急上昇中の女優・川口春奈(27)だ。20年にNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻エリカの代役として急遽、織田信長の妻・帰蝶役を務め、これが大当たり。一躍、主演女優の地位に躍り出た存在だ。

しかし川口といえば、かつては「低視聴率女王」という不名誉な称号を与えられていたことで知られる。いくら帰蝶がハマリ役だったとはいえ、なぜこれほどまでに奇跡に近い一発逆転劇を成し得たのか。芸能事情に詳しい関係者たちに取材をおこなった。

「川口春奈が13年に主演を務めた『夫のカノジョ』は、テレビ東京を除くプライム帯のドラマにおいて最低視聴率3.0%を記録しました。ドラマは最終的に打ち切りとなり、TBSが製作したことを反省するコメントまで出したほど。

物語が不倫絡みだっただけに、川口は女性から反感を買った、などと気の毒がる向きもありましたが、そうとは言い切れなかった。その後も彼女は多くの作品でヒロインを務めましたが、どれも不発。19年には映画『九月の恋と出会うまで』で、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった高橋一生と共演しましたが、これもまさかの大コケとなってしまいました。個人的には、川口春奈という女優は終わった、と思っていたのですが……」(エンタメ編集者)

沢尻エリカの代役に抜擢されたワケ

それが、誰もが知るように、『麒麟がくる』で大復活を見せる。

「正直、沢尻エリカの代役に抜擢されたのも、あのギリギリのタイミングでスケジュールが空いていたから。そのくらい、彼女へのオファーは激減していたと思われます。しかし、腹の座った帰蝶役を川口は見事にモノにし、若者だけでなく、大河視聴者層である年配層からも『あの女優は良かった』と大絶賛されました。

思うに川口はそれまで、可憐なヒロインや学園の華的な王道のヒロインを演じることが多かった。が、これが良くなかった。もともと彼女はジュニア向けファッション誌『ニコラ』のモデルとして、女性読者から支持を得て人気が出た存在。でもあの通りの容姿の持ち主ですから、正統派路線だと非の打ちどころがなさすぎて肝心の女性ファンから共感を得られなかった。加えて意外性もなく、面白みにも欠けてしまいました。だからこそ、正反対のキャラの帰蝶が起死回生の一手となったのでしょう」(芸能記者)

たしかに、無垢な表情で『打ちにお行きになればよろしいかと』、『毒を盛る、信長様に』などと恐ろしいセリフを吐く川口は、大いにインパクトがあった。しかし彼女の演技がウケたのは、ただその見た目と役どころのギャップが大きかったからではない。当の川口自身が、あながち帰蝶とかけ離れたタイプではなかったからだという。

「実際の川口さんも、帰蝶同様肝の据わった女優さん、という印象。裏表が全くなく、愛想笑いもしなければ、思ってもいない綺麗ごとも言いません。でも決して感じが悪いわけではなく、よく喋って笑うし、撮影の合間にはすぐに変顔をしておちゃらけたりする。一方で、寒かったら寒いとハッキリ言うし、興味のない話に無理に乗ってくることもない。明るくてとても分かりやすい人なんです。

だからこう言っては何ですが、帰蝶以前に演じることが多かった、清楚で可憐なヒロインというタイプではあまりない(笑)。最近は極道の妻役など、彼女の持ち味が生きる役どころが増えていて、それが人気の理由となっているのではないでしょうか。『ちむどんどん』の良子もマドンナ的存在ではありますが、つきまとう男性に『(チャンスは)ありません!』とビシッと言い放つなど気の強いところがある。帰蝶に続いて、彼女のハマリ役になると感じています」(映画製作スタッフ)

一つの役でキャリアが良い方にも悪い方にも一変する。役者というのは、つくづく恐ろしくも面白い仕事だと感じる。

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

  • 撮影近藤 裕介

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