<p><span class="strongInContent">「僕はすごく楽しくオンライン飲み会ができたと思っていた。彼女がおかきを食べていたので、『ヤラしく食べてみて』とお願いしたら、彼女も乗り気で食べてくれました」</span></p>
<p>法廷でそう語ったのは『霜降り明星』のせいや（29）。４月18日、せいやは黒スーツにストライプの青ネクタイで東京地裁の第103号法廷に現れた。この日、せいやが文藝春秋を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の公判が開かれ、せいやは証人として出廷したのだ。せいやは傍聴席を見渡すと、「よろしくお願いします」と緊張した様子で裁判官らに一礼した。</p>
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<figure id="attachment_242268" aria-describedby="caption-attachment-242268" style="width: 1886px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4d8df46e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/05/220418Sei_140a.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-242268" class="wp-caption-text">証人尋問があった日の夜10時過ぎ、せいやはスーパーに買い物へ行く途中で記者の取材に応じた</figcaption></figure>
<p>今回の裁判で問題となっているのは、’20年６月18日に『文春オンライン』が掲載した記事だ。同記事では、せいやが自粛期間中の’20年５月に『Zoom』を使ったオンライン飲み会を既婚のＡ子さんと二人で開催。そこでセクハラ行為をしたと報じている。</p>
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<p>せいやは、彼女に対し「好きな体位は？」などとセクハラトークを連発。その後、自分の局部をアップで映し、自慰行為を始めると、Ａ子さんに射精する様子を見せつけたという。これらの内容が、「自慰行為をするせいや」などの写真と一緒に報じられたのだ。</p>
<div class="expapp-no-provided-scope expapp-no-provided-scope-end"></div>
<p>これに対して、所属先の吉本興業は文藝春秋に猛抗議。記事の削除を求める仮処分命令を東京地裁に申し立てた。</p>
<p><span class="strongInContent">「吉本からの申し立てがあった後、10月18日に文春オンラインは該当記事の公開をやめました。しかし、10月21日にせいやは、記事がプライバシーの侵害と名誉棄損に当たるとして、損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、文藝春秋を提訴したんです」（スポーツ紙記者）</span></p>
<p>そして４月18日、午後２時10分から、せいやとせいやのマネージャーの証人尋問が行われたのだ。最初は緊張していたせいやだが、公判が進むにつれ緊張が解けたのか、徐々に熱弁をふるい始めた。</p>
<p><span class="strongInContent">「事件の１年前くらいにＡ子さんのほうからインスタグラムのＤＭにメッセージが来ました。当時、僕は恋人とも破局していましたし、自粛期間で外に遊びにも行けない。ＳＮＳで新しい出会いを、と思って返信したんです」</span></p>
<p>せいやによれば、二人とも互いを恋愛対象として見ていたという。お酒を飲みながら話すうち、二人の会話はエスカレートしていったとせいやは主張する。</p>
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<p><span class="strongInContent">「（冒頭の）おかきの件で話が一気に盛り上がって、僕が『おっぱい大きいの？』と聞いたら、向こうが部屋着のボタンを外(はず)しておっぱいを見せてくれたんです。向こうがそれくらいしてくれるなら、こっちも見せるのがマナーやと思って、僕もチンチンを出しました。彼女はその時喜んでその様子をスクショしていて、『オレのチンチンをデータフォルダに入れておきたいくらい喜んでくれてる！』と、僕もメッチャ嬉しかったんです」</span></p>
<p>それが、文春オンラインで公開された「自慰行為をするせいや」の画像だったのだという。せいやの証言は続く。</p>
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<p><span class="strongInContent">「Ａ子さんも自慰行為を見せてくれましたよ。しかも、彼女は『あたし、母乳出んねん』って言って母乳が出るところも僕に見せてくれました。（記事で書かれている）彼女とのオンライン飲み会の最中に射精したという部分は事実です。僕、普段はそんなことないのに一度で２回も射精したんです。その日のオンライン飲み会は、お互い『最高の思い出やん！』って言って和(なご)やかに終わった。俺この子と付き合うんやな、と思ってました」</span></p>
<div class="expapp-no-provided-scope expapp-no-provided-scope-end"></div>
<p>証人尋問の最後にせいやは、この記事が原因で、いくつかの仕事がお蔵入りになったこと、妹の結婚が予定通りに進まなかったことを語り、悔しさを滲(にじ)ませた。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="せいやを直撃すると…"></div>
<p>その日の夜10時。雨の中、買い物へ向かうせいやに現在の胸中を聞いた。</p>
<p>――証人尋問を終えた今のお気持ちは？</p>
<p><span class="strongInContent">「もう突撃で喋(しゃべ)るなって言われていて。&#8221;せいや喋りすぎ&#8221;っていうことで」</span></p>
<p>――会社や弁護士さんにそう注意されたということですか？</p>
<p><span class="strongInContent">「もう〜……今は喋らない！」</span></p>
<p>そう自分に言い聞かせるように言うと、去り際にこちらを振り返り「カメラマンさん！　風邪引かないように！」と言い残し、立ち去っていった。</p>
<p>次回の公判は、６月上旬。文春側の証人尋問が行われる。前代未聞の「下半身スキャンダル」の行方はいかに――。</p>
<figure id="attachment_242269" aria-describedby="caption-attachment-242269" style="width: 1667px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="7f27689f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/05/220418Sei_132ab.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-242269" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　霜降り明星･せいやが法廷で赤裸々に語った″Zoomセクハラ騒動″のウラ側</figcaption></figure>
<figure id="attachment_242270" aria-describedby="caption-attachment-242270" style="width: 1667px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="fe109ea0"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/05/220418Sei_150a.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-242270" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　霜降り明星･せいやが法廷で赤裸々に語った″Zoomセクハラ騒動″のウラ側</figcaption></figure>
<p>『FRIDAY』2022年5月6・13日号より</p>


原一平

「僕はすごく楽しくオンライン飲み会ができたと思っていた。彼女がおかきを食べていたので、『ヤラしく食べてみて』とお願いしたら、彼女も乗り気で食べてくれました」 法廷でそう語ったのは『霜降り明星』のせいや

霜降り明星せいやが語った「Zoomセクハラ騒動」のウラ側

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