仲間由紀恵 『ちむどんどん』母ちゃん役で見せた大女優への片鱗 | FRIDAYデジタル

仲間由紀恵 『ちむどんどん』母ちゃん役で見せた大女優への片鱗

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現在放送中のNHK朝ドラ『ちむどんどん』の舞台は沖縄。朝ドラで沖縄が舞台となるのは『ちゅらさん』(’01年前期)、『純と愛』(’12年後期)に続き3度目。

ただ今回は主演の黒島結菜をはじめキャストに沖縄出身者が多い。その中で好演が光っているのがヒロインの母親・比嘉優子を演じている仲間由紀恵だ。

仲間といえば誰もが思い浮かべるのがドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)での教師役だが、ほかにも婦人警官や弁護士、占い師、週刊誌記者、芸能マネージャー、フリーライター、法務大臣経験者で政党の党首など、これまで様々な役を演じてきている。変わりどころではドラマ『SAKURA~事件を聞く女』(TBS系)で、地元FM局でパーソナリティーを務めるが、その正体は潜入捜査官…という役や映画『トリック』のマジシャン役もあった。

今回の朝ドラでは、夫に先立たれ、借金を抱えながら4人の子どもを育てるために朝から晩まで働く“肝っ玉母さん”を演じている。

常に子どもたちを信頼し愛情をもって接する優子の姿に、ネット上では、

《仲間由紀恵さんは集大成と言えるくらいの心のこもった素晴らしい演技をしていると思う》

《今回の役は不思議と彼女のイメージからズレている感じがしない。マイペースな感じがするし、彼女なりのしなやかな強さを感じる》

などと、絶賛する声が多い。

「これまでどんな役を演じても違和感がなかった仲間さんですが、今回ほど溶け込んでいる役はないように思います。『表情』、『発声』、『表現』が演技の3要素と言われていますが、すべて高い評価を得ています。

母親役、特に日本の原風景でもある“割烹着の似合う昭和のお母ちゃん”は簡単なようで難しい。これまでも演じている女優さんは多いですが、記憶に残るような名演技を見せてくれた人は少ないです」(テレビ誌ライター)

どんな役もこなせるのが、名女優の証ともいえるのだが“お母ちゃん”はハードルが高いようだ。

朝ドラではこれまで、“ヒロインの母親”が注目を浴びて話題になったことが何度かある。

『あまちゃん』(’13年前期)の小泉今日子、『まれ』(’15年前期)の常盤貴子、最近では『まんぷく』(’18年後期)の松坂慶子。また、『なつぞら』(’19年前期)の松嶋菜々子や、『おかえりモネ』(’21年前期)の鈴木京香らはキャスト発表時から注目され関心が集まった。

特に松坂と鈴木には特別な期待が寄せられた。それは彼女たちがすでに主役級の大女優としてのポジションを築いていたからなのだが、

「脇役、それも注目されることが少ないと思われる“母親”役を引き受けたことに驚いた視聴者も多いと思うのですが、NHKの朝ドラというのは、俳優たちにとって特別なドラマだといいます。俳優であれば、どんな役でもいいから出演したいと願う。それも1度ではなく機会があれば何度でも。

今は違いますが、かつてはNHKしか見ることができない地域がありました。日本中のどこでも毎日見てもらうことができるドラマというのは俳優にとってステータスだったわけですね。二人が演じた“お母ちゃん”は大好評で、あらためて大女優の貫録を示したのですが、逆に言うならば大女優との呼び声が高い彼女たちだからこそあの味が出せたのだと思います」(制作会社プロデューサー)

松坂も鈴木も朝ドラ出演は3度あり、両名とも3度目で“母ちゃん”役に抜擢された。

奇しくも仲間も今回が3度目の朝ドラ出演。記憶に残る名演技で、大女優の仲間入りをする日がやってくるのではー-。

ドラマの方は初回平均視聴率16.7%でまあまあのスタートを切ったが、5週目を終えてやや下降気味だ。第6週からはいよいよヒロイン暢子の東京での生活がスタートする。

「沖縄に残っている母・優子の出番は少なくなると思われます。ただ朝ドラは、注目を浴びた俳優がいると脚本に変更が加わることが多々あると聞きます。優子の出番が増える可能性は大ですね」(前出・テレビ誌ライター)

ちばりよー!

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO岡田 浩太郎

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