「レーザー目つき」の愛称がついた韓国新大統領夫人の鋭すぎる視線 | FRIDAYデジタル

「レーザー目つき」の愛称がついた韓国新大統領夫人の鋭すぎる視線

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5月3日に名刹・救仁寺を訪問した金夫人。この時履いていたスカート(約5500円)はネット通販で完売(画像:時事通信社)
5月3日に名刹・救仁寺を訪問した金夫人。この時履いていたスカート(約5500円)はネット通販で完売(画像:時事通信社)

男性が、酒を飲もうとグラスを持ち上げた。すると横にいた夫人が、意味深な目つきで見つめる。男性は夫人の視線を感じ、そっとグラスを下ろした――。

韓国で話題となっている映像がある。映っているのは、5月10日にソウルの新羅ホテル迎賓館で行われた大統領就任記念晩餐会の様子。新大統領となった尹錫悦(ユン・ソンニョル。61)氏は、気分良さそうに酒を飲んでいた。隣にいたファーストレディの金建希(キム・ゴンヒ。49)氏は、キッと鋭い視線を投げる。すると、尹大統領が酒を飲むのを止めるような姿が映されたのだ。

「金夫人の視線は『レーザー目つき』と呼ばれ、ネット上で話題となりました。ちょっとニラんだだけで、杯を重ねる尹大統領に『飲み過ぎよ』と注意をうながしたのだろうと。金夫人が尹大統領をたしなめる姿は、たびたび目撃されています。晩餐会と同じ日に行われた就任式では、少し歩調が速い尹大統領のソデをそっと引っ張っていました」(韓国紙記者)

与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は、韓国のテレビ局『MBN』の情報番組に出演し金夫人の「レーザー目つき」をやんわり否定している。

〈偶然カメラに、夫人の思わせぶりな表情が映っただけでしょう。レセプション会場には、それほどアルコール度の高いお酒はなかった。普段、尹大統領はもっと強いお酒を飲んでいます。夫人は、それほど心配していなかったと思いますよ〉

ファンサイトの会員は9万人に

真偽はともかく、「レーザー目つき」は金夫人への注目度の高さを表すエピソードだろう。昨年12月に「ゴンサラン(愛)」というファンサイトまで発足。会員数は当初3万人ほどだったが、尹氏が大統領に就任すると9万人を超えるまでに増えている。

「金夫人の愛用品がインスタグラムなどで紹介されると、スグに完売します。通販サイトでは、『金建希 サンダル』『金建希 スカート』『金建希 メガネ』などの検索がトレンドワードになっている。いずれも数千円の比較的安い商品で、『大統領夫人なのに庶民的』とウケているんです。

注文が殺到するのは、金夫人の持ち物だけではありません。デパートに行って金夫人が尹大統領のために選んだとされる、靴紐のないシンプルなローファーも大人気に。注文が殺到し、メーカーのホームページがサーバーダウンしてしまったんです」(同前)

金夫人の人気が急騰する背景には、何があるのだろうか。

「『レーザー目つき』が象徴的な出来事ですが、主導権を握っているのは尹大統領ではなく金夫人なのかもしれません。金夫人は画家としても有名で、才色兼備の女性です。さらに夫をたしなめるようなファーストレディとしての毅然とした言動が、人気の高まりに拍車をかけているのでしょう」

発足したばかりの尹政権で、金夫人の影響力は急激に増している。

  • 写真時事通信社

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