山下智久『正直不動産』高評価、ガーシー援護で業界評価は急上昇中
’20年にジャニーズ事務所を退所した山下智久が好調だ。
4月からスタートしたNHK連続ドラマ『正直不動産』の評判がすこぶるいい。独立後、初の地上波ドラマ主演だけに、本人もホッとしているだろう。
「ドラマは山下演じる“ヤリ手”不動産営業マン役の永瀬財地が、あるとき建設予定地にあった祠(ほこら)を壊した祟りから、ウソがつけない体質になってしまうというストーリー。売り手や買い手を口八丁手八丁でごまかす不動産業界を、コミカルに描いた作品です」(テレビ誌記者)
原作は人気漫画なのだが、視聴率はひと桁台が続いており、決して合格点とは言い難い。だが、メディアやネット上などの評価は概ね好評だという。
「ジャニーズ事務所とはケンカ別れではなく、双方納得しての独立だったので、そこまでテレビ局側も忖度が働かなかったのは大きいですね。同じく4月から放送されているWOWOWとHBO Maxによる日米合作の連続ドラマ『TOKYO VICE』にも山下さんは出演しています。また今年2月には1年半ぶりとなるシングルCDを発売。仕事面では本当に順調ですね」(女性誌記者)
そんな山下を意外な人物も後押ししている。YouTube登録者が120万人を突破した芸能界の暴露王こと、『ガーシーch』の東谷義和氏だ。
「東谷氏といえば、自身のチャンネルで綾野剛さんや城田優さんなどの有名人の私生活を暴露し、窮地に追い込んできた。まさにタレントさんや芸能プロダクションには天敵のような存在ですが、チャンネル設立当初から山下さんの人柄だけはべた褒めしていましたね」(スポーツ紙記者)
そんな東谷氏がさらに山下の評判を押し上げたのが、’14年に起こった“スマホ持ち去り事件”の裏側を暴露したことだ。
当時、山下は元『KAT-TUN』赤西仁と元『関ジャニ∞』錦戸亮を交え、六本木のクラブで見知らぬカップルとトラブルに。スマホで彼らのことを“撮った、撮ってない”で揉め、山下が女性のスマホを持ち去ったことで、器物損壊の疑いで書類送検されたのだ。
「その事件では山下が矢面に立って罪を被った形ですが、実際は赤西や錦戸の方がヒートアップしていたという報道もありました。東谷氏は『山Pから聞いたこと』とした上で、事件が公になった後は山下が実質的な謝罪会見を行うまで、一切2人から連絡が無かったことを暴露。
罪を山下1人に被らせた上に謝罪も感謝の言葉も無かったことから、山下の方から赤西と錦戸を絶縁したことを明かし、東谷氏もそれに同情していました。芸能界の裏側を知る彼が山下の肩を持っていることから、山下さんの株は業界内でも爆上がりでしたね」(ワイドショー関係者)
今や芸能関係者だけでなく、“身体検査”の意味でも広告業界からも注目されている『ガーシーch』。ドラマの評価だけでなく、暴露王まで味方につけた山Pは、まだまだ快進撃が続きそうだ――。
- PHOTO:島 颯太