へずまりゅう、シバター…誤送金・田口翔容疑者に群がり始めた面々 | FRIDAYデジタル

へずまりゅう、シバター…誤送金・田口翔容疑者に群がり始めた面々

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山口県阿武町役場で記者団の取材に応じる花田憲彦町長。田口翔容疑者は返金の意思を示しているが…
山口県阿武町役場で記者団の取材に応じる花田憲彦町長。田口翔容疑者は返金の意思を示しているが…

“4630万円男”が逮捕された――。

山口県阿武町が新型コロナ関連の給付金4630万円を誤って振り込んだ問題で、誤給付と知りながらネコババしようとした無職・田口翔容疑者が5月18日、電子計算機使用詐欺容疑で山口県警に逮捕された。

県警によると、田口容疑者は4月12日、町のミスで入金されたものであることを知りながら自分の金を装い、スマートフォンを使って決済代行業者の口座に400万円を振り替え、この業者が口座を開設していた東京都江戸川区の金融機関をだまして不法な利益を得た疑い。同容疑者は代理人を務める弁護士に

「金は海外のネットカジノで全部使った」

と主張。取り調べには素直に応じ、謝罪と返済の意思を示しているというが…。

他方、誤送金した町側が約500万円近い弁護士費用を上乗せした約5100万円の返還請求を出していることや、男性の名前や住所を公表したことにも批判が寄せられている。

そうした中、一躍“時の人”となった田口翔容疑者に群がる者が続出している。

元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうもその1人。山口県出身のへずまは、自身が2年前にコロナに感染しながら県内を移動し名指し批判された過去を重ねながら

《俺がお前の4630万円肩代わりしちゃるけ みんなにお金返さんか? 俺はお前の気持ちが分かる。自分の情報がメディアに晒されたら辛いよな 変わりたいならDMしてこい》

とツイッターで呼びかけた。

炎上系ユーチューバーで格闘家のシバターも、自身のユーチューブチャンネルで田口容疑者を説教しつつ

「俺の(サブチャンネル)『パチンコ・パチスロ日本代表チャンネル』でパチンコ打たないか? おまえを4630万円で10年間雇ってやる。社員として働け。そして金は全部返せ」

と救済案を提示した。また、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏もツイッターで

「オンラインカジノで4630万円使っちゃった方、良かったらDMください」

と投稿。箕輪氏は海外カジノで100億円超を溶かした大王製紙元会長・井川意高氏の自著をプロデュースした実績があり、田口容疑者にも本の印税収入を返済に充てるべきという考えのようだ。

「箕輪氏はガーシーこと東谷義和氏の自伝も出版予定。田口容疑者に『井川さんもガーシーさんも担当してるので敵じゃないです』と呼びかけています」(出版関係者)

そのガーシーと「同じ道を行け」と助言するのは、元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏だ。先日放送されたABEMAの番組で

「ユーチューブのチャンネルを開設したら100万人登録ぐらいいく。それで元が取れると思う」

とアドバイス。ただ、これに関しては

「逮捕、起訴されればアカウント開設の審査は厳しくなる。被害者がいる事件でもある。仮に開設できたとしても、一過性のもので終わるのでは」(ネット事情に詳しい関係者)

という意見もある。

そもそも田口容疑者が使い切ったと主張する4600万円超に関しては、まだまだ不明な点が多い。海外のオンラインカジノを経由したことで、現金は暗号通貨に替わり、追跡・返済は困難という話もある。

田口容疑者は現在24歳。卒業アルバムで「地球最後の日が来たら?」に

《持ち金を使い果たす》

と書いていたとはいえ、わずか1か月足らずで大金の行方がわからなくなっていることで“指南役”の第三者の存在もウワサされている。注目を集めれば、それがビジネスにかわる可能性もある――なんとも現代的な現象である。

  • 写真共同

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