明石家さんまも心配「70歳新社長」で漂うフジテレビの人材難感 | FRIDAYデジタル

明石家さんまも心配「70歳新社長」で漂うフジテレビの人材難感

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テレビ界の行く末を心配している明石家さんま。フジテレビ新社長にエールを送ったが…

フジテレビの人事が話題となっている。同局は5月18日、社長に港浩一共同テレビジョン社長が就任する人事が内定したと発表した。

6月28日予定の株主総会と取締役会で正式決定する。港氏は親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)取締役にも就任する。

港氏は早大卒業後、‘76年にフジに入社。制作部ではバラエティー番組のディレクターとして活躍し、おニャン子クラブを生んだ『夕やけニャンニャン』『オールナイトフジ』など数々の人気番組を担当。プロデューサーとしても『とんねるずのみなさんのおかげです』『とんねるずのみなさんのおかげでした』などのヒット番組を手掛けた。相当の実力者であり、フジ躍進の立役者であることは間違いない。

ただ、フジと言えば、昨年末に満50歳以上かつ勤続10年以上の社員を対象に早期退職を募り、3月末で約100人が退社することになった。希望退職者の中にはフジの黄金時代を支えた人気女子アナや、競馬のレース実況などでならした名物アナたちもいた。

「新社長の港氏は御年70。早期退職で“若返り”を図るのかと思ったら、これです。局内では特に話題にのぼることもなく、皆、冷めた目で今回の人事を見ていますよ」(フジテレビ関係者)

ただ、港氏も港氏で本音は社長にはなりたくなかったのかもしれない。その辺りの心情を代弁したのが、明石家さんまだ。

21日深夜放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で言及。自身も『お台場明石城』などで港氏と関わりがあり

「オレの番組もいろいろやってくれたりしてますけど、その人が今社長になった。でもほとんどの人が、テレビ局の社長になるのがすごい怖いみたいで…」

と苦笑し

「大変な時期なのよ、テレビ業界。そこで社長にならされるのは『えー』って感じやと思うねん」

と指摘した。

港氏は『とんねるず』から「みなとっち」の愛称で呼ばれるほど、親交が厚いことでも知られる。木梨憲武は港氏をモチーフにした「小港さん」なるものまねキャラクターを生み出した。さんまはそれらを勘案し

「でもまあ、とんねるずになるやろなぁ」

と、とんねるずの新番組を予想した。その上で港氏に

「バラエティー頑張って欲しいけど、大変なんで。どういう展開にもっていくか。フジテレビだけの心配してる場合じゃないんですよ。今はテレビ局(全体)が心配」

とエールを送った。さんまの言葉に元フジ社員も呼応する。

「たぶん、港さん自身が今回の辞令に驚いていると思う。局内では“終わった人”という扱いでしたから。裏を返せば、それだけフジは人材難ということ」

長らくフジでは大ヒットシリーズ『踊る大捜査線』を手掛けた亀山千広氏、‘90年代にトレンディドラマでヒットを量産した大多亮氏、そしてバラエティー畑の港氏が制作系のプロデューサートップ3と言われてきた。

そのうち、亀山氏が‘13年に社長となったが、フジの低迷に歯止めをかけることはできず、‘17年に退任。ならば…と大多氏に白羽の矢が立ったこともあったが

「過去に週刊誌でスキャンダルが報じられたこともあり、それも影響してか、その目はなくなった」(同・元フジ社員)

その間、港氏は‘15年にフジ本体を離れ、共同テレビの社長に就任。業界ではこれを「社長レースからの脱落」と見る人が多かった。

「その港氏が復活して新社長になったわけですからね。人材がいないの…と思われても仕方がないでしょう。社長と言っても、結局のところ最高権力者は日枝久相談役になるという見方がされていて、それらの声に配慮しながら、フジを建て直すのは心身ともに大変な作業になる。それを知っているから、下の世代は出世欲が乏しくなっているとも聞く。局内では『港さんは貧乏くじを引かされたのでは』という声も飛び交っています」

とは別のテレビ局関係者だが、当初は懸念の声が上がっても、それを吹き飛ばす快進撃を見せればいいだけの話。さて、新社長のもと、フジの大復活はあるのか――。

  • PHOTO山田 宏次朗

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