木下優樹菜「メディア露出急増」で見えてきた本格復活への道
タピオカ騒動以降、一度芸能界から姿を消した木下優樹菜が、最近、じわじわと露出が増えている。人気雑誌に有名YouTubeチャンネルなど、存在感が日に日に増しているのだ。
木下は1987年東京生まれで、愛称は「ユッキーナ」。2006年に渋谷でスカウトされ、芸能界入りした。クイズ番組での珍回答が話題となりブレークしたが、タピオカ店騒動などを理由に2020年7月に芸能界を引退した。ただ、その後、一度は閉鎖したインスタを再開し、2021年に入りファッションブランドの商品モデルにも起用されるなど、徐々に芸能活動を再開していった。
そして21年秋にはユーチューブチャンネルを開設。「やっぱり前にたって仕事をしたい」という本格的な復帰を希望する発言をした一方「テレビに出ることはない」とし、YouTubeなどを中心に活動する意向を示した。
そんななか、週刊SPA 2022年5/17号では、久々のロングインタビューが掲載された。それも同誌の人気インタビュー連載『エッジな人々』に登場したのだ。そこで木下は騒動後の辛い心境を包み隠さず語った。
「(いまだに誹謗中傷は)めっちゃあります。『見ないほうがいいよ』と言われるけど、やっぱり見ちゃうし、聞いちゃう。個人的に、無視するとかできないタチなのもあるけれど。最近だと、娘と彼(恋人のJリーガー・三幸秀稔氏)と一緒にバーベキューに行ったYouTubeに、『子どもがかわいそう』とか。実際は娘のほうが彼と仲良くて、私がやきもちを焼くくらいなのに、『この人たちは、何を知っているんだろう?』って」(週刊SPAより)
こんな調子で、赤裸々にいまの気持ちを語っているのだ。
また、チャンネル登録者数70.5万人の人気YouTubeチャンネル「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」にも登場。フジテレビ「クイズ!ヘキサゴン」でおバカキャラを売りにブレークした際は、あえて問題を間違えることがあったなどと赤裸々に語った。
彼女はもともと、気持ちをぶっちゃけるあけすけなキャラクターが人気だった。本音を隠さずに語るそのさまは、全盛期の彼女のそれに近づいているようにも思える。これは、本格復帰への前兆なのかもしれない…。
長く険しい道のりだったが、木下は地道な努力の積み重ねで、再び人気タレントの座に戻ろうとしている。木下の今後から目が離せない……!
- 写真:小川内孝行