伊藤健太郎「2年ぶりの主演映画復帰」で見せた安堵の笑顔 | FRIDAYデジタル

伊藤健太郎「2年ぶりの主演映画復帰」で見せた安堵の笑顔

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『冬薔薇』の完成披露上映会後、送迎車へ向かう伊藤。2年ぶりの主演映画復帰を果たし、安堵の表情をみせた
『冬薔薇』の完成披露上映会後、送迎車へ向かう伊藤。2年ぶりの主演映画復帰を果たし、安堵の表情をみせた

満員の客席をしみじみと見つめ、俳優の伊藤健太郎(24)は口を開いた。「この場に立てていること、この景色を見られることを嬉しく思います。感謝しかない」そう話しながら目を潤ませ、天を仰いだ。

5月17日、都内で映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の完成披露上映会が行われた。伊藤は’20年10月に都内でひき逃げ事故を起こし、自動車運転死傷処罰法違反及び道路交通法違反の容疑で逮捕された。不起訴になったものの、すべての仕事をキャンセルし、表舞台から姿を消した。イベント終了後、楽屋口から出てきた伊藤は、緊張が解けたのかリラックスした様子で、その表情は、心なしか以前よりも柔らかく見えた。

今回は2年ぶりの現場復帰だが、まだ順風満帆とはいかないようだ。活動再開に関しては、いまだSNSなどには厳しい声もあり、地上波のドラマやバラエティなどには出られる状況ではない。

「阪本順治監督(63)が彼に決め打ちで仕事をしようと言ってくれなければ今回の復帰作は実現しなかった。また、共演者として小林薫(70)や余貴美子(66)ら大先輩が彼のために一肌脱ぎました。本作は、映画好きなら誰もが足を運びたくなる作品です。彼を批判する人は今後も出てくるでしょうが、彼の芝居を観て、いいと思ってくれる人もいます。素晴らしい仕事を着実に重ねることによって風向きを変えられることもあるでしょう」(コラムニスト・影山貴彦氏)

上映会で、賛否があることは覚悟のうえの復帰だと語った伊藤。重荷を背負いながらも、新たな芸能生活の一歩を歩み始めた。

『FRIDAY』2022年6月10日号より

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