<figure id="attachment_24611" aria-describedby="caption-attachment-24611" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="afe077ab"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2018/12/04b8f075cc6728bbd82c3112574e448d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-24611" class="wp-caption-text">本誌の直撃には、涙ぐみながら「すみません、何も答えられないんです」と</figcaption></figure>
紅葉が見ごろを迎えていた京都のとある寺。11月下旬の夕方4時頃、大勢の観光客の中に、現在、夫・川﨑麻世(55)と離婚訴訟中のカイヤ(56)の姿があった。
この日、カイヤは長女、長男らとともに親族の墓がある寺を訪れていた。
――カイヤさん、フライデーです。
「……（やや驚いた表情）」
――今日はなぜこのお寺に？
「私は結婚した時、おじいちゃんと約束したんですよ。お墓を守ることを。今こういうこと（離婚訴訟）になっているとおじいちゃんにお伝えし、家族と一緒にお祈りしようと思っているんです。でも、あまり話せないんです。ごめんなさい」
カイヤはそう語ると、寺の中へ入っていった。この寺には麻世の祖父が眠っている。カイヤは麻世と結婚する際、その祖父から「墓を守れないなら結婚できないよ」と言われ、悩んだ末に結婚を決めた。しかし麻世との関係が離婚訴訟にまで発展してしまい、その約束が守れない状況にあることを報告に来たのだ。
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カイヤの知人が語る。
「実はカイヤさんは毎年、いつも大阪に住むお母さん（麻世の母）と一緒にお墓参りに来てたんですよ。今回も2週間くらい前に伝え、実家に泊まってそのまま一緒にお墓参りに行く予定でした。ところが数日前に突然、お母さんから電話が来て、『今回は行けません。家にも来ないで』と言ってきたそうです。麻世さんから、何か言われたんでしょうね。83歳のお母さんが、かわいそうでたまらなかったと、カイヤさんは言ってました」
結局この日、カイヤは墓参りを終えると、母親には会わずに京都を後にした。
「離婚訴訟はおそらく来年に持ち越されるでしょう。麻世さんに愛人が発覚したことは、カイヤさんよりもむしろ二人の子供たちがショックを受けている。二人の心に大きな傷を負わせた責任は大きいですよ」（別の知人）
寺を出るカイヤを再び直撃した。
――お参りしながら涙ぐんでましたが。
「まあ、いろいろと……」
――麻世さんに愛人が発覚したことについては？
「（やや俯(うつむ)いて首を振りながら）ちょっとショックですね」
――裏切られた思いですか。
「うん。すいません」（そう言いながら、溢(あふ)れてきた涙を拭(ぬぐ)う）」
カイヤは目に涙を浮かべたまま、丁寧にお辞儀をし、家族が待つ車へと駆け足で戻っていった。カイヤが流した涙に、麻世は何を思うのだろうか。
<figure id="attachment_24614" aria-describedby="caption-attachment-24614" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1ff9e6ac"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2018/12/0bff0a434a533698d9a63a571f87a767.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-24614" class="wp-caption-text">寺の入り口で手を合わせ、亡き祖父に祈りを捧げるカイヤ。目からはポツリ、ポツリと自然と涙がこぼれていた</figcaption></figure>
<figure id="attachment_24616" aria-describedby="caption-attachment-24616" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c6f80351"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2018/12/5fd9ec7620d595cc6f3cb2170c065b83.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-24616" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット</figcaption></figure>
<figure id="attachment_24618" aria-describedby="caption-attachment-24618" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="e5be2c65"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2018/12/02f1b72e88f507f94e47de32c3183040.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-24618" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット</figcaption></figure>
<figure id="attachment_24620" aria-describedby="caption-attachment-24620" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="56043ecd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2018/12/8d5e30f18f085ab9bb245bf81c1ca917.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-24620" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット</figcaption></figure>

原 一平

本誌の直撃には、涙ぐみながら「すみません、何も答えられないんです」と 紅葉が見ごろを迎えていた京都のとある寺。11月下旬の夕方4時頃、大勢の観光客の中に、現在、夫・川﨑麻世(55)と離婚訴訟中のカイヤ

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