普通の会社員が簡単に「1億円」を作るマル秘テクニック | FRIDAYデジタル

普通の会社員が簡単に「1億円」を作るマル秘テクニック

決定版! 所持金60円から"億り人"に 一度失敗しても、大逆転できる投資法があった!

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今年に入って米国株は大幅な値下がりを記録。こうした状況でも慌てないための心構えとは、どういったものなのか

所持金60円の生活から『FIRE』の先駆けに

運用で億単位の資産を築き上げた「億り人」は、誰もが最初から投資のエキスパートだったわけではない。明日食べるものにも困る状況から、資産を徐々に増やした人もいる。個人投資家のwww9945氏は、今でこそ5億円を超える資産を所有しているが、投資を始めた頃はギリギリの生活をしていた。

「新卒の社員時代から株式投資はしていたのですが、’92年に体調を崩して仕事を辞めてから、9ヵ月くらいぷらぷらしていました。貯金が底をつき、ひどいときは財布に60円しか入っていませんでした。なんとか清掃業のアルバイトを見つけ、正社員になって収入が安定した’94年頃から投資生活を再開しました。当時は給料から月7万円、年間約100万円を株に回していました」

こうして投資を再開したwww9945氏だが、’00年にはITバブルが崩壊、しばらくは成果は上がらなかった。

「潮目が変わったのは’02年頃から始まった『不動産の証券化』ブームで、アセット・マネジャーズ(現いちご)の株価が2倍近く上がったんです。ところがその後、ライブドアショックで一日に資産が10%減ったり、リーマンショックで大損したりしました。その間も意識していたのは、『街角ウォッチ』です。流行っているものや場所を実際に目で見て情報を得て投資するのは、『四季報』を読むよりも確実な方法です。

再び追い風が吹いたのは、当時の円高を背景に、米国株やASEAN株に目を向けたからです。高配当銘柄や民主党政権下で割安になっていた小型株を買い、’12年に野田政権が解散したところで株価が跳ね上がり、資産1億円を達成しました。最初に投資を始めてから20年以上経ってのことです。投資をやめていく仲間もいるなかで、私はずっと諦めなかった。それが『億り人』になれた最大の要因だと思います」

その後、同氏の投資はアベノミクス相場に乗り、’13年末には2億円と倍増。現在は株の配当金が年間1400万円あり、半分を生活費、半分を投資資金に充てているという。まさに「FIRE」の先駆けのような存在だが、これから資産運用を始める人には、どのような方法をオススメするのか。

「投資をするなら、まずは積み立てて機械的に買うのがいいです。資産が増えた今でも、私はつみたてNISAを年間40万円の上限額までやっています。これとiDeCoを組み合わせれば手一杯になってしまうかもしれませんが、余裕があれば自分がよく使っている店の優待銘柄を購入するといいでしょう。少し株価が下がっても気にならないですし、少なくとも『老後2000万円問題』は簡単にクリアできるくらいの資産形成になると思います」

投資への熱意を失わず、堅実な積み立ても続けていく。その両方が「億り人」へ上り詰めるための大事な心構えだ。

投資3年目で300万円の損失 失敗からの逆転投資術

「私は大学院を博士課程まで修了し、就職したのは20代後半でした。人よりも働く期間が短いうえに奨学金の借金を抱えていたので、給料以外にお金を稼ぐ手段として株式投資を始めました」

個人投資家のクロノ氏は、毎月の手取りの半分を日本株の購入に充てるところから投資人生がスタート。リーマンショック後で割安な株も多く、売却益をコツコツ上げていたが、ある失敗を機に投資方法を切り替えた。

「保有していた銘柄が大きく値を下げた時、買い時だと思っていわゆる『ナンピン買い』を繰り返した結果、300万円の損失を出してしまったんです。これ以来、数字は一見良いが事業をよく理解できていない企業ばかり買うのを止め、応援したい有名企業の株を買うようにしました。すると、株主優待の節約効果がバカにならないことに気づいたんです。今も保有しているイオンが典型例で、配当に加えて優待でキャッシュバックがあり潤いました。優待がもらえる最小単元でいろいろな銘柄を買うので、大きく負けないのも優待投資のメリットです」

アベノミクス相場にも乗り、5年で資産1000万円を突破したクロノ氏の支えになっていたのは配当だった。当時は億り人になるイメージはなかったというが、日本株の「一階建て」はリスキーと感じ、新たな投資先を探した。

「’15年のチャイナショックをきっかけに、米国株投資を始めました。今思えばテスラなど成長株を買っておけばよかったのですが、食指が動いたのは、P&Gやコカ・コーラといった堅い銘柄でした。米国株のETFも買い増し、とにかく分散投資を意識しました。加えて、『ソーシャルレンディング』にも投資しました。これは、ネットを介して個人や企業にお金を貸し付けて、あらかじめ決められた利率のリターンを利子のように受け取る仕組みです。株価のように変動しないので、少しリスクのある定期預金のような感覚でした。そうこうしているうちに昇給して投資に使えるお金も増え、配当を再投資して雪だるま式に増える強みを実感できるようになったんです。7000万円を超えたあたりから『ああ、これは億超えるな』と意識しました」

当時話題になり始めていた仮想通貨には一切手を出さなかったというクロノ氏のセオリーには、「心の平穏」を優先する哲学が垣間見える。

「将来の不安を解消するために投資するわけですから、ハラハラするような金融商品は持たないほうがいい。これから投資を始める人も、まずは投資信託や安い個別株を買って、一日どれくらいの値動きなら精神的に耐えられるか、一度測ってみることをおすすめします」

大きく張らず、広く張る。投資はセオリー通りが一番の近道なのだ。

「働きつづける」ことが投資のリスクヘッジに

普通の会社員から資産1億円を達成した人の多くには、まとまった資産を積み上げても「仕事を辞めない」という共通点がある。投資に回すタネ銭を作るには、やはり毎月振り込まれる給料が手っ取り早くかつ安定しているというわけだ。

『超お買い得になった株と不動産で1億円つくる!』(ダイヤモンド社)の著者・東条駿介氏は、株と不動産投資で2億円を儲けた現在も会社員として働いている。

「私が一貫して実践しているのは、『そこに小銭が落ちていたら必ず拾う』ことです。クーポン、クレジットカードのキャンペーン、フリマアプリやiDeCoなどの財テクは必ずやる。年間10万円でも会社員生活が30年続いたら300万円になると思って小遣い稼ぎを続けましょう」

東条氏は18歳の頃、上場で話題になったNTT株を購入して投資デビュー。『四季報』を読みながらトヨタやソニーの株を取り引きしていたというが、一気に資産を増やしたのは「IPO(新規公開株)投資」に着目してからだった。

「公募価格20万円のシンプレクス・テクノロジー(現シンプレクス)のIPOに申し込んだら、初値が99万円までドーンと付いたんです。近年の事例を見ると、公募価格に対して初値が上回ったケースのほうが多く、購入の抽選に通りさえすれば、一般の投資家でも実践できるローリスクハイリターンの投資だと私は考えています」

東条氏のポートフォリオがさらに拡がったのは、不動産投資に力を入れたことだ。と言っても、ウン千万円の借金をしてアパート一棟を買ったわけではない。

「リーマンショックで株が全然ダメになって、ふと東村山のワンルームマンションを290万円で買いました。中古のワンルームは比較的低額で投資でき、利回りがいいのでオススメです。とくにコロナ禍では売り急ぐオーナーも多く、元値よりかなり安く手に入る可能性もあります。初めて不動産投資をされる方は、すでに入居者がついている『オーナーチェンジ物件』を選ぶと、自分で賃借人を探す労力や空室リスクを避けることができます。オーナーが会社員であることは、銀行の審査が通りやすくなったり管理会社のウケがよくなったりする面もあり、仕事を続けるメリットはここにもあります」

東条氏はリーマンショックや東日本大震災の際に大きな損失を被(こうむ)ったが、株と不動産投資の「二階建て」を組むことで大きくブレずに運用を続け、資産を倍増させることに成功した。

「株、不動産、そして本業の仕事があれば、投資のどちらかがうまくいってなくても静観して見ていられます。億り人になるために大事なのは、『待てる投資家』になること。心の余裕があれば、チャンスで適切に投資できるようになります」

「1円損切りルール」で失敗しない投資に

資産1億円を達成した成功者の経験を振り返ったところで、再現性がないと思う人もいるかもしれない。最後に、成長株の長期投資を軸に成功し、現在は資産2.5億円超を保有する投資家Vtuberのはっしゃん氏に、どんな相場でも活用できる投資テクニックを教えてもらおう。

「私が実践していたのは、企業の『月次情報』を読み込んで成長しているかどうかを見極める方法です。とくに小売りやサービス業では、ホームページで既存店の売り上げや出店状況を毎月更新していることが多い。その数値が伸びている企業をピックアップし、ライバル企業と比較してみます。すると、その業界全体が伸びているのか、その企業が一人勝ち状態になっているのかわかります。後者のような企業は成長の伸びしろがあり、長期投資に向いていると判断できます。逆に、出店数は増えているけど売り上げが前月割れしているような企業はリスクがあると見ることができるのです。株価に惑わされない、根拠を持った売買ができるようになります」

はっしゃん氏は月次情報を月一回チェックする手法で、『蔦屋書店』を運営するトップカルチャーの成長余地を見出し、長期投資で資産1億円を突破した。

「’00年前後のITバブルに乗って大損しなかったのも、月次情報や決算書などから割高株を買わないように判断していたのが理由です。利益と株価が乖離(かいり)していた企業より、成長しているのに株価が低迷している企業を買うことを徹底できたのはよかったと思っています。そうした成長株には配当がない場合もありますが、目先の配当よりも成長株を長期保有するほうがリターンは大きい、というのが私のスタンスです」

もちろん、誰もがトップカルチャーやITバブルのような大相場にいきなり出くわすはずがない。貴重な元手を失わず投資を続けるには、リスクコントロールが何よりも大切だ。

「リスクコントロールとは、具体的には損切りのことです。私が実践していたのは、『1円損切りルール』と言って、購入日の翌日以降の終値が買値より1円でも安くなったら売却する方法です。損を最小限にできますし、ただ買ったタイミングが悪かっただけという場合は、頃合いを見て再購入してもOKです。ただし、銘柄選定そのものを間違えている場合もあるので、再購入は3回まで、などとルールを決めるのも重要です」

流行りや思いつきで株の売買はしない。億り人に共通するのは、自分の投資セオリーを信用する心構えのようだ。

『FRIDAY』2022年6月10日号より

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