桜田義孝・五輪担当相が地元千葉で怪気炎「オレは総理を目指す」

失言を批判されてもなぜか元気満々

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11月30日、五輪関係のイベントで挨拶した桜田大臣に本誌記者が質問するも、応じようとはしなかった

「テレビに出ている人だ」

「1500億円を1500円って間違えた人じゃないの?」

桜田義孝大臣(68)が現れると、会場にいた中学生の間にざわめきが広がった。

11月30日、五輪・サイバーセキュリティ担当大臣の桜田氏が、地元千葉の中学校で五輪関係のイベントに参加した。

桜田氏が呼び掛けたのは、五輪のメダルに必要な金属を集めるため「家庭の不要なパソコンやスマホを回収させてほしい」ということ。サイバー担当なのにパソコンもスマホもロクに使えず、国際的な失笑を買った桜田氏にそう言われても、ほとんどジョークにしか聞こえない。

中学生相手にサイバー大臣としての責務を果たし、会場から出てきた桜田氏を、本誌は直撃した。しかし「フライデーです」と名乗った途端、大臣は「ピクッ」と表情を強張(こわば)らせ、俯(うつむ)いて無言のまま、車に乗り込んで立ち去ってしまった……。

このようにマスコミ対応はコリゴリといった様子の桜田氏だが、地元の内輪の集まりに顔を出したときは、怪気炎をあげているという。柏市の市議が語る。

「地元の宴席に来ると、酒を痛飲して顔を真っ赤にしながら、いかに自分が安倍総理から重用されているかなどを、自慢げに語っています。一方で地方議員を見下すような発言をするので評判は悪い。『総理大臣に、オレはなる!』というのが桜田さんの口グセなんですが、ITオンチでこれだけ世界に恥を晒(さら)してしまっては、『総理どころか次の選挙も危ないのでは?』ってみんな思っていますよ」

桜田氏は地元の柏市に、広々とした豪邸を構えている。自宅敷地の入り口には「衆議院議員 桜田よしたか自宅→」と大書された高さ約4mの巨大看板があり、ある意味で地元の名物だった。

ところが11月下旬に本誌取材班が確認に行くと、自慢の大看板は白いシートですっぽり覆われ、「桜田よしたか」の名は見えなくなっていた(下写真)。

政治アナリストの伊藤惇夫氏は桜田氏の大臣としての資質に疑問を呈する。

「人柄はいいのですが、大臣の職務をまっとうできる能力・見識・知見が備わっているのか、疑問符が付きます。自らを客観視する能力も政治家の大事な資質のひとつですが、『総理になりたい』という発言をしているというなら、その能力にも欠けていると言わざるをえません」

自己評価が甘いと悲劇が起きるのだ。

桜田氏は千葉県柏市に広い土地を持つ資産家。名前が書かれた大看板は白いシートで覆い隠されていた
本誌未掲載カット
本誌未掲載カット
  • 撮影結束武郎

Photo Gallary4

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