マニー・パッキャオ 極秘訪問先で見せた「20分間の神対応」
総力取材スペシャルワイド スターが見せた「一瞬の輝き」
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ボクシング界のレジェンド
「『本当にパッキャオ?』って、キョトンとする子供たちをよそに、付き添いのお母さんたちは大興奮で、彼の周りはすぐにサインや握手を求める人でいっぱいになりました」(ボクシングジムの会員)
ボクシングで6階級制覇したフィリピンの国民的英雄マニー・パッキャオ(43)が来日したのは5月20日のことだった。その目的は、22日に栃木県で開催されたパッキャオ主催のチャリティーマラソンだが、前日の21日夕方、元チャンピオンは東京・江戸川区の『ユナイテッドボクシングジム』にお忍びで現れた。
「来日を知った時に『子供たちに刺激を与えたいから来てほしい』とお願いしました。そうしたら、本当に来てくれたんです」(ジム代表・阪東ヒーロー氏)
パッキャオは子供たちの練習を見学した後、一緒に記念撮影。ジムの会員や付き添いの保護者たちのサインや握手にも笑顔で応じるなど、”神対応”を見せた。
「パッキャオは’16年から上院議員を務め、今年の大統領選挙に出馬しました。惨敗しましたが、再び大統領選に挑戦する可能性はあります。今回のマラソンもイメージアップの側面がある。現政権は汚職疑惑がつきまとっているので、パッキャオが政治に本腰を入れれば、国民から担(かつ)ぎ上げられることもあり得ます」(国際ジャーナリストの山田敏弘氏)
近い将来、大統領として来日する日がくるかもしれない。
『FRIDAY』2022年6月10日号より
- 撮影:足立百合