ヤクザ界が騒然…!武闘派組織が出した衝撃の「破門状」 | FRIDAYデジタル

ヤクザ界が騒然…!武闘派組織が出した衝撃の「破門状」

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今年5月に通知された「破門状」。その内容が波紋を広げている
今年5月に通知された「破門状」。その内容が波紋を広げている

今年5月、関係先に通知された1枚の「破門状」がヤクザ業界で話題を呼んでいる。ある暴力団関係者はこう話す。

「『破門状』はすでに各所に通知されたものですが、その内容が衝撃的でした。通常、『除籍状』や『破門状』には理由も書かれていないケースも多く、書かれていたとしても具体的な内容については明記されることはほとんどありません。長くこの世界にいますが、こんな回状、初めて見ました。

出し主は住吉会系『幸平一家』の下部組織。住吉会は言わずと知れた関東最大の組織です。中でも幸平一家は新宿や中野、池袋など東京の繁華街を拠点にし、住吉会きっての武闘派として一目置かれている組織です」

住吉会関係者も「当然、組の内部でも内容は共有されている。ここまで詳細に破門の理由を書くのは確かに珍しい」と話す。その言葉通り、「破門状」には強烈な文言が並んでいる。

<右の者 自己の快楽のみを追い続け 豆どろにまで成り腐り 度重なる先輩諸兄からの注意温情をも踏みにじり ポン中街道まっしぐら 私利私欲の数々 犬畜生 外道にも劣るその行動 断じて許し難く 一家一門協議の結果 「破門」と決定いたしました>

「豆どろ」とは、同じヤクザの嫁や愛人を寝取る行為を意味する、極道社会で使用される用語の一つだ。「豆」は女性、「どろ」は泥棒を指すことからそう呼ばれる。別の暴力団関係者はこう説明する。

「よく耳にするのは、収監中の兄弟分や若いもんのバシタ(女)を寝取るケース。これはたとえ親分であってもタブー中のタブーと位置づけられている。『豆どろ』した者は、寝取られた側の兄弟や子分から殺されても仕方ないというのがヤクザの世界の認識。古い組織ほど『豆どろ』は絶対にやってはいけないと明確に決められている。

それだけヤクザの世界でも禁忌に当たる。噂では、問題の『破門状』が出された人間もヤクザ者の嫁を寝取ったと聞いている。事実なら破門処分は当たり前。殺されないだけマシだろう。

基本的に破門を受けたヤクザは他の組織にも所属出来ない取り決めになっており、身内だけではなく、他団体にもこの『破門状』は回される。ここまで書くというのはよっぽど腹わたが煮えくり返っている証拠。やったことを見れば、その気持ちはわかる。未来永劫復帰の芽がない赤字の破門状ではないだけ、組の温情が見える」

ここ最近、不倫報道によってテレビから姿を消す芸能人も少なくないが、血を重んじるヤクザにとって、不貞行為は命を失いかねないほどの厳しい掟と定められているようだ。

  • 取材・文土山悠

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