ガーシー・東谷氏 出馬目的は「弁済、不逮捕特権、エンタメ改革」 | FRIDAYデジタル

ガーシー・東谷氏 出馬目的は「弁済、不逮捕特権、エンタメ改革」

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今夏に行われる参院選に出馬することを表明したYouTubeチャンネル『ガーシーch』東谷義和氏
今夏に行われる参院選に出馬することを表明したYouTubeチャンネル『ガーシーch』東谷義和氏

夏の参院選に出馬することを表明した暴露系ユーチューバーの『ガーシーch』の東谷義和氏。立花孝志氏が代表を務めるNHK党の全国比例で出馬する予定だ。

5月30日に東谷氏は自身のユーチューブチャンネルで生配信し、リモートで立花氏と共に記者会見を行った。

この日はワイシャツにネクタイをして伊達メガネをかけて東谷氏なりの正装で挑んだ。まず決意表明として出馬する理由を話した。

「立花さんから話があって、僕が乗っかったのは、一つはお金です。当選したらこれだけお金が手に入りますよと、僕からしたら喉から手が出るほど欲しいお金ですよ。それで弁済がすべて終わると思ったら」

東谷氏は違法賭博によって巨額の借金を背負い、さらに詐欺騒動を起こしたことで弁済するお金が必要だという。一旦は東京美容外科の麻生統括院長に肩代わりしてもらっている状態だ。

そして2つ目の“不逮捕特権”についてだが、東谷氏いわく、詐欺の被害者とは弁済の計画を立てていたのだが、何者かの圧力によって警察が被害者に“示談をやめて被害届を出せ”と近づいているというのだ。

東谷氏はそれにより帰国出来ないため、国会議員になって不逮捕特権を得たいという考えのようだ。帰国できれば被害者に直接会って謝罪したり、迷惑をかけた母親に謝罪したりしたいという。

そして東谷氏は数多くのタレントの暴露や、芸能事務所関係者らの横暴などを暴いてきたが、大物政治家との癒着などがあり、マスコミが忖度し報道しないと主張。このままでは太刀打ちできないとして自ら国会議員になることを決意したようだ。

「日本の芸能界に危機感を持っているようです。日本にも素晴らしいタレントがいるので、政府が支援して世界に通用するタレントやアーティストを育てたいという夢を持っているようです。“少しでもきれいな水に変われるよう今の芸能界をぶっ壊す必要がある”と意気込み、やる気は十分です。

お金目当てと不逮捕特権など、正直に言うところも逆に好感をもらたしている可能性もある。志もなく“私利私欲”で政治家になる人間なんて山ほどいますから」(スポーツ紙記者)

会見では不逮捕特権などについて厳しめに追及する記者もいたが、東谷氏は

「質問がおもんない。他の人と変わって」

とバッサリ。

現在は中東に在住の東谷氏だが、地方選挙とは違い、NHK党の全国比例として出馬するため、海外に住んだままでも出馬可能だ。東谷氏は人気ユーチューバーのため、年配の国会議員より国民への訴求力は高い可能性はある。

参院選の比例代表の仕組みは、候補者名もしくは政党名を書いて投票。政党の総得票数に応じて、各政党の当選人の数が決まり、得票数の最も多い候補者から順に当選する。結局“ガーシー”と書かれた票がどのくらい集まるかがポイントなのだが、 数か月でユーチューブの登録者数120万人超に到達した東谷氏の集票力はいかに…。

 

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